マガジンワールド

219号:FoodビールとおつまみとTシャツ

ビールとおつまみとTシャツ

夏といえばビールでしょ!!
ってことで、ビールに合うおつまみを3人の料理家さんにリクエスト。
WEBでは冷水希三子さんのレシピを紹介します。
Photo: Keiichiro Muraguchi
Text&Edit: Karin Ohira
 

冷水希三子

トルコ風ごはん
海を感じながら

季節の素材を使った丁寧な料理に定評のある、冷水希三子さんが提案してくれたのは、トルコ料理をベースにしたメニュー。ビールは「野菜に合いますよねー!!」とホワイトビールを激リコメンしてくれた。冷水さんのアトリエは海が近いので、メンバーのドレスコードはボーダーT。

ひやみず・きみこ≫ ほんわかとしていながら意外とスパイシーなトークが、本人の作る料理とリンクしているとの噂も。著書『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)が発売中。



ビールとおつまみとTシャツ

1 魚のフリット

材 料
●白身の魚: 適量 ●<A> 〔強力粉: 20g 米粉: 20g 片栗粉: 20g 重曹: 1.5g 塩: ひとつまみ〕 ●冷水: 100cc ●強力粉: 適量 ●塩: 適量 ●揚げ油: 適量

作り方
1.魚を4cm大に切って薄く強力粉をはたく
2.ボウルに<A>を入れて、冷水を加えながらさらっとなるまで混ぜ合わせる
3.<1>の魚を<2>の衣にくぐらせて、170〜180℃の油でかりっと揚げ塩をふる

2 羊飼いのサラダ

材 料
●トマト: 1個 ●キュウリ: 1本 ●万願寺シシトウ: 1本 ●赤玉ネギ: 1/8個 ●イタリアンパセリ: 適量 ●オリーブ: 8粒 ●ドライオレガノ: ひとつまみ(なくても可) ●レモン汁: 大さじ1/2 ●EXVオリーブオイル: 大さじ2 ●塩: 適量 ●フェタチーズ: お好みで

作り方
①トマトは2cm大の乱切り、キュウリは皮をところどころむいて2cm大の乱切り。万願寺シシトウは小口切り、赤玉ネギは薄くスライスしてざく切り、イタリアンパセリはみじん切り
②ボウルに<1>の材料とオリーブ、ドライオレガノ、レモン汁、塩を加え、EXVオリーブオイルで混ぜ合わせる
③皿に盛り、好みでフェタチーズを散らす

3 ラムのグリル エズメソース

材 料
●ラム肉(または牛肉): 300g ●塩: 適量 ●<A>〔ドライオレガノ: 大さじ1/2 コリアンダーパウダー: 小さじ1 クミンパウダー: 小さじ1/2 ニンニク: 1/2片のすりおろし EXVオリーブオイル: 大さじ1と1/2〕 ●<B>〔トマト: 1個 キュウリ: 1/2本 青唐辛子: 2本 玉ネギ: みじん切り大さじ2 ニンニク: すりおろし1/2片分 レモン汁: 大さじ1 塩: 小さじ1/4 EXVオリーブオイル: 大さじ2〕

作り方
①ラム肉は2cm大に切って<A>をもみ込んで冷蔵庫で1時間以上置く
②<B>のトマトの皮を湯むきして半分にして種を取り細かいみじん切りにする。キュウリは皮をむいて細かいみじん切り。青唐辛子もみじん切りにする。他の<B>の材料とすべて混ぜ合わせエズメソースを作る
③フライパンにオリーブオイル(分量外)を薄くひいて強火で<1>のラムをレアに焼いて塩をふる
④ラムにエズメソースをかけてピタにはさんだりして食べる



山本千織さん、竹花いち子さんのレシピは本誌P.126〜をチェック!