Hanako K-Diary大人POPカルチャー 歌手 KangNam(カンナム)
ソロシンガーとして日本活動をスタートさせた歌手のKangNamさん。日韓ハーフとして東京で生まれ、韓国で芸能界デビュー。バラエティで見せた飾らないぶっちゃけキャラで、大ブレイク。一見チャラ男風、でも夢は「日韓の架け橋になること!」とピュア。今後の日韓エンタメのキーパーソンとなる彼を、クローズアップ。
ハワイから韓国
この春、千葉・幕張メッセで行われたK-POPイベント。2PMらスターに交じって「ヤスオ~!!」と大歓声を受けたソロシンガーがいた。ヤスオこと滑川康男。生まれは東京の葛西で、父が日本人、母が韓国人のハーフ。韓国では、康男のハングル読みである「カンナム」として、2015年にはテレビ番組8本、CM6本に出演した、いま最も有名な日本人だ。
「家では母が韓国の音楽を流してて、自分ではサザンオールスターズやMr.Childrenにハマってて。日韓両国の曲をいっぱい聞いて育ち、自然と芸能界に憧れていました。小さな頃はやんちゃだけど勉強はできる子で、塾の全国テストで2位を取ったことも。でも、ギターやピアノを習いたくなって、小5で勉強を放棄。成績がガクンと下がって、見かねた親から『英語を覚えてこい!』って14の時にハワイに送られました。でも、朝はサーフィン、放課後もサーフィンで、ハワイでも全然勉強しなかったなぁ~(笑)。そんな時、たまたま韓国の音楽番組の公開録画がワイキキであって。憧れていたパク・ジニョンさんと神話のステージを最前列で見て、自分もいつか韓国で音楽をやるぞ! って決心したんです」
KangNamカンナム
1987年3月23日、東京生まれ。渡韓後、2011年にヒップホップグループのボーカルとしてデビュー。現在はソロとして、バラエティを中心にマルチタレントとして活躍中。
1st Single『Ready to Fly』
5月25日、CJビクターエンタテインメントからリリース。
憂鬱な気持ちを抱える人へのエナジーソング。「30曲ほどの候補から選曲。いま大変でもそこから飛ぼうという歌詞に昔の自分を思い出します」。通常盤(CD)1200円、初回限定盤 (CD+DVD)1800円
憂鬱な気持ちを抱える人へのエナジーソング。「30曲ほどの候補から選曲。いま大変でもそこから飛ぼうという歌詞に昔の自分を思い出します」。通常盤(CD)1200円、初回限定盤 (CD+DVD)1800円
※この記事は、Hanako1112号掲載「大人POPカルチャー」の抜粋です。インタビューの残りは本誌にて!
photo: Sachiko Yamamoto text: Yuka Furubayashi