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第20回 渾身の 一撃。


コロポックルの小屋

koropokkur

クウネル編集部の塚越です。人より多少サイズが小さいため、コロポックル系に属しています。目線も若干低いので、世界が広く見えて仕方ありません。ここでは、そんな重心低めな目線で見た毎日をお伝えしたいと思います。

 

第20回
渾身の 一撃。

先日、このコラムを読んでくださっている方から、
「男性が書いているんだと思ってました」
と、言われました。
心におじさんが棲む女。
こんにちは、クウネル編集部つかこしです。

おじさんの趣味と言えばゴルフです。
かくいう私も、数年前から嗜んでおります。

ゴルフのスイングにはリズムがありますが、
まだまだ初心者のため、これが安定しません。
リズミカルにクラブを振るために、よく

「チャー・ シュー・メーン」
などと申します。これが上手くいかない。
ならば違う言葉で振ってみようと、
練習場で、いろいろ試してみました。

「タン・タン・メーン!」
気持ちよく空振りです。
「婚・活・中~!」
ボールはあさっての方向へ。
「クウ・ネル・く~ん!」
お。なかなか当たって来ました。

「ひた・やき・そばー!」
スッコーン! 会心の一撃!

そうです。この日の前日まで、
大分県 日田市に次号の取材のため滞在していました。
観光協会のさわやかボーイ・Kさんの案内で
お昼に食べた「日田やきそば」。
これが実においしかった!
麺がほどよくクリスピーで、
それにもやしとソースがしっとりと絡みます。
ああ、おいしかったなあ。
もう一度食べたいなあ。
そんな思いがボールに込められたのでしょう。
白球はまっすぐ日田の方向へ!(本当か?)

ゴルフのスイングには、「思い」が重要。
それを実感した練習場。
だって本当にいいところだったんです、日田。
おいしいものにも、豊かな自然にも
愉快で楽しい人たちにも出合えました。
その様子は次号でご確認ください。