マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 647

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No.647 CONTENTS

features

016 イヴォン・シュイナードからの手紙 「禅」フィッシング。
018 LIFE ON THE FISHING
釣りはともだち
020 みんなの釣り。
024 Into the Wild
300万以上の湖、3,000以上の川を抱く、豊饒のアラスカへ。
030 Flyfisher's Sanctuary
フライフィッシングの聖地は、ニュージーランドにありました。
036 伝説の釣り師が人生を懸けた、究極の遊び、鮎釣り。
038 道具にこだわり小物を狙う、旦那衆が愛した粋な釣り遊び。
040 160㎝ over、幻の大魚は東京にいました!
042 波がなくても海へ出て、サーフボードから釣りですか?
044 ターゲット別・名人の道具箱。
046 梅宮辰夫×松方弘樹 「俺たちは、世界を釣ったのか?」
048 美女と釣り。
050 にっぽんのカリスマ漁師が語る「海と魚と戦うルール」。
051 BOOK in BOOK
BRUTUS版 初心者のための釣り入門
その1 場所を知る/その2 ジャンルを知る/
その3 道具を知る/その4 サカナを知る/その5 マナーを知る
059 釣り雑誌ほぼ全部見せます!
078 かくして男は、今日も釣りに出かける。
082 開高健という釣り師がいた。
086 『釣りキチ三平』生みの親、矢口高雄を訪ねて。
088 若手アーティストが実力勝負! オリジナルルアー対決。
092 専門誌では語られないスタイル別覆面座談会
094 爆釣コラム15連発
098 釣りは外交の切り札になりますか?
100 Into the Wild
アラスカを目指して旅立ったクリス・マッカンドレスの足跡。
 

regulars

007 EYE OF THE B
「アーノルド・シュワルツェネッガー」ほか
063 Brutus Best Bets
新製品、ニューオープン情報
110 人間関係 366
写真/篠山紀信『気配と距離』茂木健一郎、松井冬子
113 Steel Deep Beauty 123
Mercedes-Benz SL-class
115 MIX & MASH
「フェルナンダ・タカイ」ほか
124 BRUT@STYLE 196 Fishing with James
128 グルマン温故知新 278 HOUSE/リール
130 みやげもん 052 神狐/次号予告
073 定期購読募集
075 BRUTUS BACK ISSUES
From Editors 1
お地蔵様に神妙な心持ちで手を合わせて……。この後、アラスカにて出張チーム唯一のサーモンをゲット。ご利益証明済みです。

お地蔵様からのご利益が、
この本にはいっぱい詰まってます。

「大自然に囲まれて釣りがしたい!」。そんな編集部男子(一部女子含む)の気分(針)が編集長の心(喉)を釣りあげ、今回の特集がめでたく採用。しかし釣りは奥が深く、調べるほどに、背中を冷や汗がツツツー。幅広いジャンル、長きに渡る歴史、釣り人たちの強い思い入れと、とても深遠な世界なのです。大変なネタに触れてしまった、と発起人ながら涙目に。そんな途方にくれたある日、やけ酒をあおった帰りにトボトボ歩いていると、ぼーっと佇む小さな物体が足元に。よく目を凝らすと、釣り竿を持ったお地蔵さんが。悩める編集者に、仏様が使者をよこしてくれたのか! これって“日本昔ばなし”? それともただ酔っぱらってるだけ? 何しろお地蔵さんに手を合わせ、完売をお祈り。この出会いのおかげか、その日以来いい企画が湧いて(おりて?)きて、今回の号がめでたく完成したのでした。ご利益満載のこの号を読めば、みなさんもバンバン釣れるはず。ぜひ釣りのおともに携えてください。(釣り地蔵は東京のある場所に<本誌P97>。なお、この話はノンフィクションです。嘘みたいな話ですが……)

●杉江宣洋(本誌担当編集)

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From Editors 2
 
貴重なおふたりの対談風景を、ほんの一部だけご紹介。松方さんの、超熱いマグロとの死闘をお聞き逃しなく!

梅宮・松方対談、
闘う男はやっぱりカッコいい。

 あまりのビッグネームに、最初は冗談かと思いました。梅宮辰夫さんと松方弘樹さんの対談。『松方弘樹・世界を釣る!』の、あのふたりですよ。でも正直、ちょっと思っていました、世界を釣る! ってどんだけよ!? と。申し訳ありません! この場を借りて謝罪致します。巡った国は33カ国。彼らはホントに、世界を釣っていました。
 開口一番、松方さんはマグロ釣り@モルディブ編を辰兄に報告。そこから語ること、2時間41分。極寒の海でマグロと死闘。尖閣列島で辰兄、遭難!? 松方弘樹、50時間漂流。ちなみに、かつて四国のダムでへら鮒釣りに没頭していた松方さん。その姿があまりに怪しかったらしく通報され、愛媛新聞に載ったこともあるそう。彼らの珍勇伝(!?)は、まさに週刊誌顔負け。残念ながら本誌に書ききれないことばかりでした。でも、松方さんは言いました。「巨大マグロも、生きてるからこそ釣れるんだ。死んだ350kgの塊なんて、梃子でも動かない。生き物相手にするって、そういうことよ」と。釣りとは、まさに生命の闘い。そんな男の生き様に、陶酔しちゃった夜でした。

●西野入智紗(本誌担当ライター)

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From Editor in Chief

ブルータスの釣り特集。
編集部も一生の趣味をみつけました。

 今年の初め頃、気づきました。編集部から出る企画案に、特定の傾向があることを。誰もが「アウトドア」を気にし始めている。普段はそれぞれ、ばらばらなことを考える編集部なのに。特に目立つのが、釣り特集希望! なのでした。
 近頃、「釣り」な人がまわりに増えていませんか? 
 編集部員はちょっとした変化に敏感です。そこを信じて、各自の手法でリサーチします。知り合いを辿ると簡単に「釣り人たち」に行き当たる。むやみに忙しい広告マンが、魚を求めて日本中を飛び回る。ドラマ収録の空き時間は釣り船の上で過ごすアイドルタレント。僕はといえば、アート展のオープニングパーティで、女性キュレーターと海釣り話で盛り上がる。うむ。やっぱり釣りな気分は本当だ。
 アラスカでキングサーモン、ニュージーランドでフライフィッシング、日本ではアオウオ、鮎、江戸前釣り。伝説の名人から、ソムリエ、ミュージシャン、格闘家まで、釣りを語る語る。深くて広い釣りの世界、その当世的なおもしろさはたっぷり盛り込みました。
 いい本ができましたよ。

●西田善太(ブルータス編集長)

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