マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 655
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No.655 CONTENTS

features

022 ブルータス大学、カリキュラム発表!
024 ブルータス大学開講
026 【1限】いとうせいこう 「映像・芸術基礎2」
030 【2限】深澤直人 「デザイン演習II」
034 【3限】柴田元幸 「多分野交流演習」
038 【4限】黒沢 清 「映画表現理論」
042 【5限】宮沢章夫 「サブカルチャー論」
046 ガイド1 大学建築
048 ガイド2 フィールドの名物教授
070 【6限】宇川直宏 「デザイン基礎D」
074 【7限】西沢立衛 「都市・建築計画」
078 【8限】しりあがり寿 「まんが・アニメーション総合演習」
082 【9限】佐藤直樹 「総合デザイン演習」
086 【10限】伊藤ガビン 「インタラクションデザイン基礎」
090 ガイド3 学内プロジェクト
092 ガイド4 大学グルメ
094 そして、今年から放送作家も大学教授陣に加わります。
 

regulars

011 EYE OF THE B
「クリスタル・ロック・オーディジェ」ほか
059 Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報
110 人間関係 374
写真/篠山紀信『愛車魂』三浦大輔、RIKI
113 Begin Your Journey 007 軽井沢 ホテル鹿島ノ森×シトロエンC5
115 MIX & MASH
 「バズ・オルドリン」ほか
124 BRUT@STYLE 203 classroom
128 グルマン温故知新 286 ブーカ・ジュンタ/ラ・ロンディーネ
130 みやげもん 060 起き上がり小法師/次号予告
096 定期購読募集
109 BRUTUS BACK ISSUES
From Editors 1
授業の合間にパチリ。講師室のしりあがり寿さん。お隣の部屋は、あのガンダムの安彦良和教授。

シュールな漫画家が教える授業は、
全然シュールではなかった?

「ハイ、じゃあ、今から課題を黒板に書きますから、10分でやってください。始め!」と、買ったばかりのベルをチン! と鳴らして、うれしそうなしりあがり寿教授。今回、神戸芸術工科大学で漫画を教えるしりあがり寿さんを取材したのですが、現役バリバリの人気漫画家がごく普通に“先生”をしているのを見て、まず驚きました。シュールな作風からか、しりあがり寿さんの教授像がどうしても事前に上手くイメージできなかったのです。
「出来上がった作品も大事ですが、“今週”をどうするかも大事なんですよね」
 本誌で大々的には紹介できなかった別の授業を受けていた際に、強烈に印象に残った教授の言葉です。たしかに、「結末」までキッチリ決まっている連載漫画は商業誌では聞いたことがない。最前線で活躍する教授のリアルな一言の重み。漫画週刊誌が盛んなこの国では当たり前すぎて語られないことですが、言われて本当にハッとした一言でした。
 10何年ぶりに大学に通ってみましたが、「学ぶ」ってやっぱりいいもんですね。月並みですが、もっと目的意識を持って勉強しておけばよかったと痛感させられたこの号には、いろんな教授たちの金言、至言が満ちています。ぜひご一読のほどを!

 

●黒岩広義(本誌担当編集)

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From Editors 2

私の個人的NO.1は、専修大学の「VIEWスペシャル(牛肉の赤ワイン煮)」。ただ、他の料理と比べて“僅差” の勝利。掲載し切れなかった料理も多かったので、厳選された誌面のメニューはすべておいしいです。これ、ホント。

もはや“安くてうまい”が当たり前!?
食べに食べたり、学食漬けの4日間。

 大学時代の私にとって、学生食堂とは“安い値段で、てっとり早く食欲を満たす場”でした。まずは質より量。味はほとんど期待せず。そんな学生たちの期待(?)に応えるように、学食は“安かろう”な味を保っていたのでした。
……が、最近は様子が変わったようです。そこで、おいしいと評判の学食を取材することに。すると、とにかく驚きの連続でした! 私が知っている“学食”は、様変わりしていました。学生時代には「カレーなんてライス以外あるの?」「“牛肉の赤ワイン煮”なんて彼女と記念日に食べるスペシャルメニューでしょ……んー、そもそもどんな味なんだ!?」なんて状態だったのに(私が幼すぎたのは否定しません)、オーダー後にナンを焼いてくれる食堂や、牛肉の赤ワイン煮を550円で提供してくれる大学があるんです。私とライター、そしてカメラマンの3人は、舌鼓を打ちっぱなし!
 ただ、昔も今も学生相手ですから、高カロリーメニューを提供していることには変わりがないようで、基本的に味は濃厚。「1日5~6食×4日」というスケジュールで食したこってり料理のおかげで、たっぷりのカロリーが蓄積されて、でっぷりなカラダつきに……。取材が終わったある日、妻は私に言いました。「最近、ちょっと太った?」すかさず私は答えます。「仕事熱心だからだぜ!」って。
 ある意味、全身全霊を尽くし、夫婦仲まで賭けてリサーチ&取材した学食ページ、涙なくしては見られません!(笑)

 

●阿部太一(本誌担当編集)

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From Editor in Chief

普段は覗けない大学の授業。
通い詰めてつくった大学みたいなブルータスです。

 失礼ながら、最初の頃は“客寄せパンダ”だと思っていました。雑誌に身近な人たちが教壇に立ち始めたのが数年前。人気と名誉の交換で成り立つ、大学というビジネスの魂胆が見え隠れしてる、と思えて仕方がなかった。
 でも学生たちはしたたかでした。大人の思いがどうであれ、出会った教授たちから無心に熱心に学び取り、社会のあちこちで活躍し始めてます。
 教育は教え手さえも育てます。学生相手に語る“教授たち”の目も、今まで見たことないくらい輝いてる。
 しまった! 完全に読み違えてた!教えるのも教わるのも、そうとうにおもしろくなってきているぞ。
 にわか学生では授業は聞き取れない。だからこの特集は半年間かけて作っています。学食にも通いました。3回聴講して準備したり、関西往復で教授に個人指導受けたり。
 じっくり時間をかけて作った「ブルータス大学」。雑誌みたいにおもしろい大学のおもしろさを10の授業でまとめてみました。今度のブルータスは、まるで大学みたいです。

 

●西田善太(ブルータス編集長)

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