マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 682
- 目次 & SPECIAL
- FROM EDITORS
No.682 CONTENTS
features
| 034 |
STYLEBOOK 2010 SPRING & SUMMER
PLAY FASHION |
| 036 |
PLAYER,NON-PLAYER/テニスをプレイする者、見守る者。 |
| 046 |
PLAY! Vol.1 ウィンブルドンでファッションチェック。 |
| 048 |
PLAY THE LAST CARD/イカサマプレイ。 |
| 056 |
PLAY! Vol.2 フランク・リーダーが表現した「プレイ」とは? |
| 058 |
LONESOME PLAYBOY/孤高のプレイボーイ。 |
| 064 |
PLAY! Vol.3 「プレイボーイ」とは何であろうか。 |
| 066 |
JUST PLAYING/あるピアニスト、只今プレイ中。 |
| 074 |
PLAY! Vol.4 ルールを軽やかに逸脱し、スタイルを創った男たち。 |
| 076 |
THE PRAYER/プレイ=祈り? |
| 087 |
BBB special PLAY! |
| 116 |
HELLO PLAY; YES, GUCCI |
| 129 |
PLAY HOUSE
GIORGIO ARMANI, PRADA, LOUIS VUITTON, DOLCE & GABBANA, BURBERRY PRORSUM |
| 179 |
BRUTUS JOURNAL PLAY issue |
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別冊付録
PLAY edit by COMME des GARÇONS
T-SHIRT IS FASHION |
regulars
| 023 |
Et tu, Brute? 「クエンティン・タランティーノ」ほか |
| 198 |
人間関係 401
写真/篠山紀信『藤巻商店会』勝間和代、広瀬香美
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| 201 |
Begin Your Journey 034 VW ゴルフ R |
| 203 |
SUPREME BRUTUS
「ウディ・アレン」ほか |
| 212 |
グルマン温故知新 313 オステリア・アルコ/スティモーロ |
| 214 |
みやげもん 087 柿乗り猿/次号予告 |
| 177 |
BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集 |
【SPECIAL CONTENTS】
「PLAY」の達人・中原慎一郎さんが大好きなモノ、
ちょっとだけ紹介します。 |
世界中で話題の13歳ファッションブロガー・タヴィちゃんの語るメンズコレクションなど、今回も充実の本誌ページ「BRUTUS JOURNAL」。その中のコンテンツのひとつが、ランドスケーププロダクツ代表の中原慎一郎さんがチョイスする「PLAY」を感じるモノ37点を一挙紹介するという企画。まさに「PLAY」のワードが付くインテリアショップ<プレイマウンテン>を運営する彼だけあって、遊びゴゴロ満載のセレクトとなっています。「自分に新しい用途を提案してくれたモノたち」を選んだという中原さんの目利きの中から、ここでは12点をご紹介。あとの25点は本誌にてご確認を!
※下の図版をクリックすれば、商品情報を読むことが出来ます。
注)商品情報は特集発売時点(2010年3月15日)のデータですので、それ以降は取扱・在庫状況や値段などが変更になっている場合もございます。あらかじめご了承下さい。 |
本誌では、ユナイテッドアローズの栗野さんとの対談が楽しめます。お父さんと子供みたいですよね。
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タビィちゃんは、子供のようで大人の
ようで、やっぱり子供か。
タビィちゃんの噂を聞いたのは、昨年の11月くらいだったと思う。カナダに凄い子供がいると。13歳くらいなんだけど、ファッションブロガーで、そのブログが異常に面白い。ブログ内でファッションに関する持論を掲げ、自身のポートレートやコラージュといったビジュアル表現、さらに最新コレクションのリポートまで行なっている。そしてレディスのパリコレなどのフロントローに招待されているらしい。どうなのよ、この話? 若干胡散臭くないのかと思いつつ、そのブログとやらを渋々拝見するに、確かに面白い。下手な女性誌を読むよりも充実している。恐るべきブログ、恐るべき子供。自分は、ブログと子供をダブルで軽んじていたのかもしれない。
さらにこの話には続きがあって、そのタビィちゃんが大好きなブランドというのが、コム デ ギャルソンで、そのコム デ ギャルソンが12月に彼女を東京に招待して、クリスマスパーティーを開くらしい。ちょうど、その頃、今回のファッション号のテーマを「PLAY」と決め、PLAYとFASHIONについて考えていたところなので、子供がファッションで遊ぶイメージが浮かび、このグッドタイミング、タビィちゃんを取材しないわけにはいかないと、来日中の多忙なスケジュールの中、春夏のメンズコレクションをテーマに取材を敢行。彼女の素顔は、本号のBRUTUS JOURNALという読み物ページの中で伺えます。
実にしっかりとした印象の彼女も、ジブリとお母さんが大好きな子供でもあることが判明して、安心。タビィちゃんの「STYLE ROOKIE」というブログのアドレスはこちら。
http://tavi-thenewgirlintown.blogspot.com/
●木下孝浩(本誌担当編集)
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小木基史さん。<ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館>のリニューアルに際し、全フロアのコンセプトを彼が手掛けたそうです。B1Fには小木さんがバイイング含め、総監修をした期待のニューフロア<UNITEDARROWS & SONS>が誕生する予定です。4月22日オープン、楽しみです。
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PLAYな人、PLAYなモノ、
PLAYなファッション。
ドレスコードな世界をテーマにした前・ファッション号の「Mr. Gentleman」から一転、ファッションにおける遊び心を提案したのが今回の「PLAY」特集です。
恒例のアイテム紹介ページ<BBB SPECIAL>ではCITY BOYやSAILORMANなど、テーマ立てでアイテムを集めたのですが、そのなかにHUMOROUS(ユーモラス)というお題があります。そこには裏表が逆になったジャケットや左右異なるデザインの靴など、一見して違和感を感じる服が並びます。このご時世、何かとあわせやすく、いつまでも着れそうな服を選びがちですが、こういったデザインはファッションの楽しさを改めて感じさせてくれるものです。
いまファッションを本当に楽しんでいるのは誰か、という話を編集部でしている時に名前が挙ったのがユナイテッドアローズの小木基史さんです。万人受けするテイストではないのかもしれませんが、純粋にファッションが好きな人なのは間違いないように思います。ハイブランドと独自のHIPHOPテイストをミックスした<Liquor, woman & tears>は彼がディレクターを勤めた東京でも異物感溢れるセレクトショップでしたが、先日なくなってしまったのが残念です。
「PLAY」という言葉には「JOY」が含まれるとは、プレイマウンテンの中原慎一郎さんの言葉。目利きの彼が最もプレイな物として紹介してくれたのが「空箱」。ただの空き箱です。「これを何に使おうか?」と考えること自体が楽しい、インテリアから道具に至るまでそういった視線でモノを見ているのだそうです。
表面的な物事を指して「ただのファッション」と揶揄することがありますが、何かの役に立つという明確な目的を持たないで存在するモノや、説明すればするほどつまらなくなってしまうモノが世の中にはあります。ファッションなんかはその最たるものだと思うのですが、今号が掲げる「PLAY」とは、ひとつはファッションをファッションとして素直に楽しむことだと思うのです。野口強さんがスウェットの上着を足に履かせたスタイリングをしていましたが、これなんかもまさに「ただのファッション」の魅力のひとつかと思います。毎度遊び心溢れるファッション号ですが、今回は特にそれを感じて頂けるかと思います。どうぞお楽しみに。
●町田雄二(本誌担当編集)
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撮影の合間、チェスをPLAYしている木下です。タイドアップして短パン。遊びすぎです。
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最近のファッション誌には、遊びが足りない。
木下がぼそりと言うのです。
木下の話をします。ブルータスの副編、ファッションを担当しています。
木下は、基本、クールで無口です。
仕事場ではあまり余計なことは喋りません。「その企画、どこがおもしろいんですか?」が口癖です。いつも返答に困ります。
僕と木下は、毎年1月と6月、ミラノとパリのコレクションに出席します。僕がミラノ中心、木下がパリ中心で、それぞれ帰国後にレポートをファッションチームに回すのですが、木下のレポートが長文で、読み甲斐がある。おもしろいんです。「目端がきく」という誉めコトバがあります。何気なく歩いてるようでいて、そこにあったものをちゃんと記憶にとどめてる。ショーの印象にも、そんな「目端がきいた」感じが出てるんですね。
去年の秋、木下は「PLAY」を大書きした紙を僕の机に置きました。
「ファッション誌に遊びが不足してる気がするんです」
コレクションの色使いが「売れ線」に合わせた、地味で堅実なものにふられがち。デザインもコマーシャルライン基軸で、雑誌として冒険できないムードの昨シーズン。その中で自分の原点とか、これでやっていくぞ、という決意を見せるデザイナーの気概が見え始めた頃でした。
「ファッションは、遊びがないとだめだと思うんです」。
それが、2010年春夏、ファッション特大号のテーマ、「PLAY FASHION」の始まりでした。スポーツ、カードゲーム、プレイボーイ、音楽…何かで遊ぶ。写真であっても、動いている、活動している、おもしろいことを考えている。テーマをページに落とすためにアートディレクターを起用したり、ちょっとびっくりするような別冊をつけたり…、「遊んでるね」が誉めコトバになるような編集をしてみました。
ファッション号の打合せをしている時、木下がぼそりと言いました。
「忘年会なんですが、受付の人たちも招待したらどうでしょう」。
いつも挨拶しかしない受付嬢の人たちも、きちんとねぎらいたい、という木下なりの配慮でしょうか。毎日、ちゃんと「目端をきかせてるな」と関心しました。
普段はクールで無口な男ですが、受付嬢が来てくれた忘年会ではマックスにはしゃいでいました。あんな前のめりな木下さんは見たことがない、と誰かが言っていました。おかげで、昨年末の忘年会はとても盛り上がりました。
木下は時々、ぼそりといいコトをいいます。
それがたとえ下心であっても(涙)。
●西田善太(ブルータス編集長)
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