ブルータス - BRUTUS | 722

マガジンワールド|株式会社マガジンハウス
 

No.722 CONTENTS

features

020 手みやげを持って、井上真央さんに逢いに行く。
022 2011―12年の、手みやげのたしなみ五箇条。
024 手みやげグランプリ2011-12
日本一の「手みやげ」は、どれだ!?
026 日本一の手みやげ審査会、スタート。
028 今回、審査する16ジャンルの傾向と対策。
030 決定! 手みやげグランプリ2011―12。
038 戦い済んで日が暮れて。グランプリ総評。
039
BOOK IN BOOK
手みやげPERFECT DATA BOOK
ふきよせ/干菓子/海苔/朝ごはん/
バウムクーヘン/スープ/いなり寿司/ワインの友/
カステラ/シロップ/夜のおとも/ボンボンショコラ/
ばらちらし/メンチカツ/から揚げ/フルーツおやつ
アクセスインデックス
075 個人賞、発表!
ビジネスユース賞/コストパフォーマンス賞/モテ賞/パッケージ賞
076 シチュエーション別、手みやげ座談会。
080 あなたなら、なにを添えますか? 手みやげ+手みやげ。
088 ご当地手みやげ選手権。
092 贈り、贈られる手みやげ話。
094 ブルータス限定、3,000円均一! 有名シェフのスペシャル手みやげ。
098 手みやげとは、日本の誇る麗しき文化なのです。
 

regulars

013 Et tu, Brute?  「ニコール・キッドマン」ほか
101 Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報
114 人間関係 441 写真/篠山紀信
『エミリ イン ワンダーランド』宮本笑里、槇原敬之
117 クルマのある風景 20 「フォルクスワーゲン パサート」(撮影/川内倫子)
119 SUPREME BRUTUS 「ロジャー・コーマン」ほか
128 BRUT@STYLE 264 晴れたら会いにいく。
132 グルマン温故知新 353 トゥーランドット 臥龍居/ビストロ アンクゥー
134 みやげもん 127 金沢張子/次号予告
109 BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集
 
【SPECIAL SPECIAL CONTENTS】
もうふたつの「手みやげグランプリ」が、ここにある。
担当ライター&飛び入りシェフの、マイ・グランプリ。

松任谷正隆・秋元康・酒井順子・佐藤可士和の4名による審査、これが「手みやげグランプリ」のメイン。ですが、関わったスタッフの数だけ、グランプリは存在するのです。ここでは担当ライターと「第5の審査員」こと和知徹さんのマイ・グランプリを特別公開! 本誌には入らなかった、WEBだけの超スペシャルなコンテンツです。

vol.1 手みやげグランプリを陰で支えた勇者たち。
担当ライター8名の、個人的イチオシ手みやげ。


vol.2 あの有名シェフによる、ひとり裏審査会。
〈マルディグラ〉和知徹さんのマイ・グランプリは?


 

vol.1
手みやげグランプリを陰で支えた勇者たち。
担当ライター8名の、個人的イチオシ手みやげ。

今回、誌面に掲載された192の手みやげたち。もちろん、それらを選ぶまでには、その何倍もの手みやげを試食し、数を絞り、また試食し、選び抜くといった壮絶な作業が繰り返されていました。ある意味「手みやげグランプリ」を誰よりも熟知した8人の担当ライターが、受け持ったジャンルの中から個人的なイチオシをコッソリ教えます。さあ、手みやげという手みやげを全て知り尽くした彼女たちにとってのマイ・グランプリとは?

※商品の前についている3ケタの番号は、722号付録「手みやげPERFECT DATA BOOK」に対応しています。本誌と合わせてお楽しみください。


 


〈マルディグラ〉和知徹さん

vol.2
あの有名シェフによる、ひとり裏審査会。
〈マルディグラ〉和知徹さんのマイ・グランプリは?

四天王による怒濤の審査会の裏で、もう一つの審査会がひっそりと、かつ祝祝と、じゃなかった、粛々と進行していた。審査員は1人だけ。今年10周年を迎えた(拍手)〈マルディグラ〉和知徹シェフである。確かな舌と時代観を持つ彼の審査、じっくりと聞こうじゃありませんか。

「僕の場合、手みやげを持って行くのは、何も特別な場合だけじゃないんです。気軽に『いいもの見つけたから、一緒に食べよう』という感じで持っていくことが多いかな。プチ・プレゼントな感覚です。今回の手みやげ特集には、そんな時にふさわしい、値段のこなれたものがたくさんありましたね」。恐れ入ります。これって、おほめの言葉ですよね。

さて、和知シェフ、以前にも一度、審査会に飛び入り参戦してくださったことがある。途中参戦だったから、軽いだろうと思っていたら、甘かった。不覚にも、最後のジャンルあたりで、かなりへばった姿を見せてしまったのだ。じくじたる思いを噛みしめつつ臨んだ今回の参戦は、「最後まできっちりいただきましたよ、192品目」。見事、名誉挽回に成功。晴れ晴れした笑顔でこう言う。「四天王の皆さんは、今回も最後まで天晴れな食べっぷりでした」。感心しきりである。

「すべてのジャンルにおいて、いずれ劣らぬ逸品揃い。スタッフの皆さんの力の入れようがビンビン伝わりました」。順位をつけるのは至難のワザと言いつつ、今回のお気に入りだったという、ふきよせ、スープ、朝ごはん、夜のおとも、の4ジャンルの順位をお聞きしてみました。チョマランマ単独無酸素登頂を果たしたような、充実の表情のシェフ。その目は早くも来たるべき次回に備えて、メラメラと燃えていた。おおっ、よ、よろしくお願いしますっ。

●渡辺紀子(本誌担当編集)

From Editors 1

人様に喜んでもらうには、自分が贈りたいものをよく知らないといけません。なのでまず、自分に贈ります。汗をかきかき、食べました。そしてみるみる、肥えました。幸せ太りです。

手みやげグランプリ、
2011年末に復活した
その理由。

この特集をつくっている時に「お、恒例の手みやげグランプリ、来ましたね!」などとよく言われたのですが、人間の記憶というのは案外いい加減なものでして(笑)、実は前回の「手みやげグランプリ」は2005年12月15日発売なので、丸6年ぶり。同じグランプリ形式の「お取り寄せ」が2年に一度くらいのペースで特集されていたのと違って、「手みやげ」は意外や意外、かなり久々の登場なんです。では、なぜ今回、「手みやげ」を復活することにしたのか。それは「2011」という、いろいろな意味で人々の記憶に残っていくであろう年の締めくくりにふさわしいのでは、と考えたからでした。

「2011」という年は、本当にたくさんの人たちと心を通わせた一年だったのではないでしょうか。そんな大切な人たちに逢いに行く、そのきっかけとして「手みやげ」があれば、と思います。今回、巻頭に着物姿で出演してくれた、2011年を代表する女優・井上真央さんもこう言っていました。「相手の好みを考えて手みやげを選んでいる時が楽しい」と。

“贈りものは力仕事です”とは昔のコピーにありましたが、相手のことをどれだけ想い、喜んでほしいなと願って、自らの足で動いたか。「手みやげ」には、その「汗」が込められています。だからこそ「手みやげ」は、ちょっと疲れるけど、だいぶ愉しいのです。

 

●田島 朗(本誌担当編集)

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From Editors 2

審査会場の光景。いろんな人が、わいわい言ってます。「見学」という立場(でも試食してる)の人も何人かいたりします。この熱気こそが、「祭り」と呼ばれる所以です。

現場はドタバタ。
終わってしんみり。
BRUTUSの食のお祭りです。

BRUTUSで“お祭り”といえば、手みやげ、お取り寄せといった、この「グランプリ」シリーズの特集を指します。

なぜ“祭り”なのか。

おいしいものだけがぎっしり集う誌面の賑やかさもですが、審査会当日の現場の熱を例えるには、もう祭りという言葉しか当てはめられません。担当編集とライターだけで10数人。キッチンスタッフ20人。カメラマン5人が5つのスタジオのあちらこちらで、同時にそれぞれの仕事を進めるという、雑誌では類を見ない規模の取材なのです。

審査会場では、こちらも“おなじみ”審査員4名(松任谷正隆さん、秋元康さん、酒井順子さん、佐藤可士和さん)が、精鋭ライター陣がこの日までに厳選した全192品の手みやげと真剣勝負! 舌も肥え、食の知識も豊富な4人だけに、ライター陣も彼らを驚かせようと、妥協を許さず審査会前日までノミネート商品をとことん吟味してきました。

本気がぶつかり合う審査会場の裏では、次のジャンルの商品を出すために待機しているライターとキッチンスタッフがてんやわんや。超多忙な四天王だけに、時間もかなり限られている中での進行で、審査も次から次へとしてもらわなくてはならずに、どったばた……。
 
それでもなんとか大きなトラブルもなく審査会が終わったあとは、すぐには片付けにも手がつけられず、しばし放心です。ぐったりです。でもイヤじゃありません。松任谷さんが帰り際におっしゃってくださった「すごく楽しかった!!」の言葉こそがすべて!

誌面にも現場の高揚感は出ていると思います。ぜひ、このBRUTUSのお祭りを追体験してみてください。

 

●中西 剛(本誌担当編集)

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