ブルータス - BRUTUS | 736

マガジンワールド|株式会社マガジンハウス
 

No.736 CONTENTS

features

018 特集
ラーメン、そば、うどん、冷やし中華。
020 私の好きな麺の話。
028 夏には冷やし!
032 ラーメンのトリセツ。
036 変幻自在! ラーメン二郎インスパイア系全国拡大中。
040 すべて実食! 蕎麦ブロガー覆面鼎談会。
044 蕎麦の実と臼は、このプロに聞け。
046
カレーうどん天国。
050 新旧うどん民俗学。
052 ご当地インスタントラーメンで小旅行。
053 SPECIAL BOOK IN BOOKTOKYO 麺 BOOK 2012-夏-
074 ニッポン7大麺産地。
076 札幌/味噌ラーメン新世紀。
078 仙台/冷やし麺文化が花開く。
080 京都/本格手打ち蕎麦、躍進。
082 大阪/新スパイシー麺、続々。
084 高松/讃岐うどんの新局面。
086 福岡/変革の博多ラーメン。
088 那覇/変わりゆく沖縄そば界。
 

regulars

009 Et tu, Brute?  「ジョージ・クルーニー」ほか
093 Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報
102 人間関係 455 写真/篠山紀信
『浜離宮は雨だった』星野 源、阿部サダヲ
105 クルマのある風景 34 「ランチア イプシロン」(撮影/平野太呂)
107 SUPREME BRUTUS 「安藤サクラ」ほか
116 BRUT@STYLE 277 えんとつ屋
120 グルマン温故知新 367 山灯やまびこ/うぶか
122 みやげもん 141 角埋神社の木鷽/次号予告
104 BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集
 
【SPECIAL CONTENTS】
カレーうどんをあなどっていませんか?
奥深きかな、カレーうどん天国。

麺の世界で最近、無視できない存在になっているのが「カレーうどん」。そこで「東京カリ〜番長」の水野仁輔さんと、銀座〈ナイルレストラン〉三代目のナイル善己を緊急召集。5つのタイプに分類してみました。さて、食べ歩いたその感想は?

 
From Editors 1

そんな彼を連れて行ったのは、もちろん『ラーメン二郎三田本店』。食べ終わったあと、味についてのコメントなし。でも、何かを達成したような満面の笑みで、「Yasai Mashi Mashi Ninniku Karame, Zenbu Tabetayo!」。このコトバも世界共通です。

『ラーメン、そば、うどん、冷やし中華。』、
この本を片手に“めしばな”しませんか?

初めて会った人にも、久しぶりに会う人にも、覚えてないけど向こうはこちらを覚えているようで困っちゃうときも。話題にして安心なのが“めしばな”。「最近、食べたうまい店、教えてよ」ってやつです。

前号『沸騰! コミックヒーロー』の取材でアメリカの老舗出版社、マーベル・コミックに行ったときのこと。海外の人に取材するのは、国内よりも数倍緊張するものですが、安心材料がひとつ。窓口の一人である海外スカウターの担当者が食いしん坊という噂。しかも、『アメイジング・スパイダーマン』の公開にあわせて日本にも来るとのこと。日本通でもある彼ならば、同時進行で取材をしている“麺話”をすれば、きっと仲良くなれる、と踏んだわけですが。見事に距離感縮まり、彼が日本に来る数日前から、ラーメン情報のリクエストメールが。もちろん、ヒーロー特集も順調に。

めしばなは、余計な垣根を開放し、距離もぐっと、しかも平和に縮めてくれる。なかでも、NY、パリなど世界の大都市でブームの兆しの見える麺の話は、世界共通言語となっているようです。おいしくて、楽しくて、おなかいっぱいになれる『ラーメン、そば、うどん、冷やし中華。』、ごちそうさま、ありがとう。

ちなみにマーベルの食いしん坊のブログはこちら
食べっぷりに感服です。

 

●杉江宣洋(本誌担当編集)

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From Editors 2

こちらは桐生にある『ふる川』の「ひもかわうどん」。誌面で紹介した川幅うどんとは似て非なるもの。

物語りを知ることで
巡り会える特別な味。

「人が集まればうどん」。武蔵野うどんについて書かれた資料のなかに見つけた、素敵な言葉です。冠婚葬祭や年中行事などがあるたびに、当たり前のようにうどんを打ち、ワイワイ食べる。武蔵野に暮らす人々の楽しそうな姿が目に浮かびませんか?

ちなみに、「うどん県」を標榜する香川県に限らずとも、日本全国津々浦々、麦の産地では「うどん」や「すいとん」が食されてきました。地域と密接な関わりを持ち、生活に根ざしている食べ物なので、そこには様々な物語が生まれるわけです。

「新旧うどん民俗学」のページでは、うどんにまつわる面白話をイラストでご紹介。「初風呂うどん」なる変わった風習から、町おこしのために作られた斬新カレーうどんメニューまで、実に奥が深いんです。すべてを体験できるわけではないけれど、その土地で受け継がれてきた味は、誰でも気軽に食べられるのがいいところ。

ストーリーを知っているかどうかで、楽しみや美味しさが変わるような気がしませんか? うどんは、五感+物語で味わうのがオススメです!

 

●鮎川隆史(本誌担当編集)

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