マガジンワールド | カーサ ブルータス - CASA BRUTUS | 119
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2010年 2月号 CONTENTS

Features

  理想の家づくり、究極の参考書!!
最強・最新!
住宅案内2010
013 My Home 2010
この1年間のベスト戸建て住宅の発表です。
018 O邸 by 中山英之
022 House H by 藤本壮介
026 地御前の家 by 谷尻 誠
030 カムフラージュハウス3 by 井口 浩
034 SPROUT by 峯田 建+恩田恵以/スタジオ・アーキファーム
038 狛江の住宅 by 長谷川 豪
042 リクライニング・ハウス by 安原 幹/SALHAUS+大坪輝史/6D
043 A House Made of Two by 中佐昭夫
048 PLUS by マウントフジアーキテクツスタジオ
049 方の家 by 武井 誠+鍋島千恵/TNA
054 HOJO by 米田 明/アーキテクトン
056 ヨコハマアパートメント by 西田 司+中山エリカ/オンデザイン
057 SLIDE西荻 by 駒田剛司+駒田由香
062 天地のいえ by 高崎正治
074 人気陶芸家の安藤雅信さんが家をつくりました!
● 安藤邸 設計:中村好文/レミングハウス
080 Small House is Beautiful & Fun!
狭くたって快適!「小さな家」に住もう!
082 恵比寿の住宅 by 納谷 学+納谷 新
084 段の家 by 佐藤宏尚
086 サンドイッチハウス by 小嶋良一/こぢこぢ
088 柱と床 by 福島加津也+冨永祥子
090 キッチンのない家 by 飯塚拓生/イイヅカアトリエ
125 Need legal consultation on your house troubles?
土地がらみ、家づくりの悩みに弁護士が答えます!
● 「CAさん、SAさんの部屋」へようこそ。ドキドキ法律相談室。
140 English Texts My Home 2010
141 Two homes worthy of love tell their tales.
お金では買えない大切なものを探して。愛すべき「家」をめぐる2つの物語。
142 生き残れる? 吉村順三の「若き音楽家」のための家。
住人:園田春子さん 設計:吉村順三
146 「木を植える人」が暮らす北のドームハウスを訪ねて。
住人:中渓宏一さんとその家族 設計:徳井一郎
157 Renovation 2010
スクラップ&ビルドなんてもう終わり。
都市の住宅ストックは、ここまで活用&再生できる!
建築家のリノベーション最前線。
158 KCH by 河内一泰
160 House-R by 池村圭造/UA
162 gather by 宮本佳明
164 Wooden Forest Apartment by 池田雪絵
166 奥沢の家 by 長坂 常/スキーマ建築計画
168 板橋の住宅 by 納谷 学+納谷 新
170 共同住宅のリノベーションが都市を変える!
東京・木賃アパート×大阪・長屋
路地裏の生活が、まるごと再生されてます。
172 大森ロッヂ by ブルースタジオ
昭和の木造アパートが、街区まるごと再生中。
176 豊崎長屋 by 大阪市立大学 竹原・小池研究室
長屋暮らしの合理性も、再生、継承されています。
182 29 Selected Architects of
Housing Design 2010
住宅デザイン 精鋭建築家リスト2010
186 Housing News 2010
知らなきゃマズイ、住宅ニュース2010
 

Regulars

069 On Your Fridge
トイレにキッチン、タイルに照明まで!
住宅に関する最新アイテムをご紹介します。
109 Casa Brand Archive
ファッション、住宅、クルマ…気になるブランドのニュース。
100 Subscribe! Get Bounty!
定期購読者にプレミア「トラベルセット」プレゼント!
195 Next Issue
さて、3月号からの問題です。
This Issue 特集内容
 

お待たせしました!
「カーサ ブルータス」が年に一度、お届けする恒例の、完全保存版・住宅特集です。

今回も「建築家のつくった最新住宅&最新リノベーション」を中心に、この一年にできた独創的な家をご紹介します。

丸々一冊の住宅特集のラインナップは以下の通りです。「保存版:精鋭建築家リスト」、土地がらみ&家づくりの悩みに弁護士が答える「誌上法律相談」、狭小住宅を再度見直す「狭くたって快適な小さな家に住もう!」、北海道のドームハウスと自由が丘のモダン住宅に暮らす人々のライフスタイルに迫る「愛すべき家をめぐる2つの物語」などなど。

今年こそ家をつくろうと思っている人も、いつかは自分の理想の家が欲しいと思っている人も、必読の特集になっています!

 

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Editor’s Voice 編集後記


京都に建つメルヘン(?)な住宅<O邸>。ここで私が言っている「メルヘン」とは、いわゆる一般的な意味ではなく、建築家が考えるメルヘンというか、ちょっとシュールな感じ、ビックリ感を伴うのが特徴です。(撮影/北村光隆)

2010年度、流行の住宅
キーワードは「メルヘン」!?

私、毎年、年に一度のこの住宅特集を担当しています。そんな仕事柄、よく人から「最近、どんな家が目立つ?」「今、どんな家が流行っているの?」なんて質問を受けます。5、6年前までは確実に、白くて、コンクリート打ちっぱなしで、なんていうピカピカのアーキテクト・ハウスがメインストリームだったんですが、近頃は違います。なんていうか、ホッコリ系というか、森ガール系住宅というか・・・(昨年2009年度:住宅特集の表紙を飾った中村拓志さん設計の<地層の家>がその典型です)。

とはいえ、今年2010年は、昨年とはちょっと違いました。それは、ホッコリではなく一言で言うなら「メルヘン」。例えば、今回の表紙を飾った住宅<A House Made of Two>を見てください。小さい子供がお絵描きで描いたような屋根の稜線(ヘタウマな感じに微妙に曲がってます)、お家型の窓(これは同じ号に載っている谷尻誠さん設計<地御前の家>でも出てきます)・・・今までではありえなかった、かわいいカタチとディテールです。また、三角屋根に、不釣合いなくらいに大きな窓が付いた<O邸>(中山英之設計)も、ある意味メルヘンだと思います。そのほか、藤本壮介の<ハウスM>や、こぢこぢ設計の<サンドイッチハウス>もメルヘン感漂う作品です。

ラグジュアリーでも、ホッコリでも、ロマンチックでもなく、「メルヘン」。それが今年2010年住宅号の大きな特徴のひとつではないでしょうか。そういえば、これらの住宅をデザインした30代の若手建築家は、世間一般で言われる「失われた10年」に成人し、社会に出た人がほとんどです。そんな社会状況への夢と現実のねじれのようなものが、住宅デザインにでてしまったのでしょうかね・・・。

 

特集担当編集 白井良邦

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