とはいえ、今年2010年は、昨年とはちょっと違いました。それは、ホッコリではなく一言で言うなら「メルヘン」。例えば、今回の表紙を飾った住宅<A House Made of Two>を見てください。小さい子供がお絵描きで描いたような屋根の稜線(ヘタウマな感じに微妙に曲がってます)、お家型の窓(これは同じ号に載っている谷尻誠さん設計<地御前の家>でも出てきます)・・・今までではありえなかった、かわいいカタチとディテールです。また、三角屋根に、不釣合いなくらいに大きな窓が付いた<O邸>(中山英之設計)も、ある意味メルヘンだと思います。そのほか、藤本壮介の<ハウスM>や、こぢこぢ設計の<サンドイッチハウス>もメルヘン感漂う作品です。