マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 661
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No.661 CONTENTS

features

016 GIRL'S CULTURE
ギャルが日本を救う⁉
018 ギャルの系譜と日本経済。
020 ギャルの経済効果。
022 GIRLS FILE 01-15
  01 益若つばさ/02 桃華絵里/03 月本えり/04 浜田ブリトニー/05 岩瀬由布子/06 相坂真菜美/07 Van Cliffe.D/08 DJ HICO/09 DJ AMIGA/10 DJ Keiko Hirosue/11 DJ KAORI/12 小橋りさ/13 木村美紀/14 maki&asuka/15 SCANDAL
038 LiLyと土屋アンナが語る、ギャルパワーの真実。
042 辛酸なめ子、『小悪魔ageha』編集部潜入記。
054 上戸 彩のなりきり読モ。
058 デコデコ
062 佐藤可士和がギャルのクリエイティビティーを考える。これわ、アート?
066 アート写真になったギャル。
068 ギャル聖地巡礼。
074 世界のTOYOTAもギャル戦略。
076 ギャル的マインドの広告が今の気分です。
078 ガールズ店長、全員集合!
080 時代がギャルを呼んでいる。 文/三浦 展、速水健朗
082 ギャルも農業。
 

regulars

009 Et tu, Brute? 「レディー・ガガ」ほか
047 Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報
094 人間関係 380
写真/篠山紀信『元気にあばよ!』チャットモンチー、柳沢慎吾
097 Begin Your Journey 013 ヒルトン小田原リゾート&スパ×Audi A6 Avant
099 MIX & MASH
「パペットマスターズ」ほか
108 BRUT@STYLE 208 マルキュウマエ
112 グルマン温故知新  292 クヨール/インダルジ
114 みやげもん 066 厄除の大蛇/次号予告
084 定期購読募集
093 BRUTUS BACK ISSUES
From Editors 1

ピンオケ(ひとりカラオケ)しながら、漫画を描くことも多いとか。曲を入れ間違え、突然、演歌のイントロが流れ出し、唖然とするブリトニーさん。すぐに十八番を入れ直して熱唱。そのパネェ姿は本誌でご確認ください。


とにかくすべてがパネェ!
浜田ブリトニーにギャルの神髄を見た。

「ギャル」と聞いて、真っ先に思い浮かんだのが1979年に沢田研二(ジュリー)がリリースしたシングル曲「OH! ギャル」でした。早速、YouYubeをチェックすると「女は誰でもスーパースター」とギャル讃歌を高らかに謳い上げるジュリーの姿。当時、「ギャル」が「輝く女性」の象徴であったことが伝わってきます。
 時は流れて、ネガティブに解釈されることもある「ギャル」という言葉。今回の特集取材では、その認識を改めさせられる出来事の連続でした。最も衝撃的だったのは、ギャル漫画家の浜田ブリトニーさん。事前に彼女の作品『パギャル!』を読むと、常識では計り知れないギャルの生態が綴られていました。「まさか、こんな人いないでしょ」という疑念は、ブリトニーさん本人に会った瞬間に氷解。取材時はまだ冬の気候なのにガングロ&Tシャツ。特定の家(部屋)を持たないので、生活に必要なもの一式をキャリーバッグに入れ、ネットカフェや知人宅を渡り歩く。彼女の「外枠」だけでも強烈ですが、「ナカミ」はもっとパネェ(半端なくスゴい)! いかにスゴいかは本誌を見ていただきたいのですが、放つ言葉すべてがキャッチーで、本能的に「核心」をとらえる目に驚かされます。全身これセンサーと思わせるほどの「野性」が羨ましくもありました。
 彼女の明るさと逞しさは周囲を巻き込み、元気にする力があるのです。それこそが、「ギャルパワー」なのだと実感。ジュリーの曲にも「女の辞書に不可能はない」という言葉があります。時代を問わず、新しい何かを生み出す力に満ち溢れているのがギャル。そんなギャルたちの輝きの一端を特集から感じていただけたら幸いです。

 

●山口淳(本誌担当編集)

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From Editors 2

じゃーん、これが上戸彩嬢の見目麗しいギャル姿。それぞれ表情やポーズまで、研究の成果が出てます。

これを読めば、あなたもわたしも、
誰もがギャルになりたくな~る♥

 かわいいし勢いあるし、気になる存在なんだけど、実態がよく分からないから近寄りがたい、ギャル。特集を作るにあたり、まずはその生態を知らねばと、数々のギャル雑誌を毎日毎日熟読しました。ページを開くとそこには、ラインストーンやピンク、“つけま”に“盛り髪”など、未知の異文化のてんこ盛り。でも、なぜだか読んでるだけでめちゃくちゃアガるし超楽しい☆ いつの間にか自分もギャルになりたくなってくるからあら不思議。男性はもちろん、世の中がギャルスパイラルに巻き込まれていくのって、こういうことなのかも。
 で、今回の表紙にご登場頂いたのが、正統派アイドルの上戸彩さん。なぜって? ハイ、単純にかわいい上戸彩さんのギャル姿が見たかったからです。撮影当日、4種類のギャル読モに扮してくれたのですが、着替えて登場するたびに、現場のテンションはアガりまくり!! でっかいシュシュを付けてピースすればまるで女子高生だし、ロングドレスに盛り髪姿はまるで女王さま♥ こんな読モがいたら、女子も男子も激萌えです。「ギャル服&メイクってちょっと衣装みたい。ここまで作り上げると、自分じゃないみたいですごく勇気がでる。おもしろいなー」と、上戸さんもノリノリでポーズを決めてくれました。イエーイ。
 ギャルって、楽しいこととかわいくなることに一生懸命な人たち。たぶんそれって、人生の根本な気がします。全てに貪欲なギャルを詰め込んだ1冊。読むと元気が出ますよ♪

 

●河野友紀(本誌担当ライター)

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From Editor in Chief

続きのブリトニーさん。唖然としたのも忘れて、ちょっとおすまし。担当編集者は、住所不定のブリトニーさんを「編集部に住まわせてマンガを描かせるのはどうか」と本気で提案中です。ほら、やっぱり戻ってこられなくなった!

ギャルという異国への旅。
知らない国に行く緊張と興奮の数ヶ月。

 数ヶ月前まで、僕にとっての渋谷109は、決して足を踏み入れてはいけない異界。何かが起きている。歓声が聞こえる。楽しそう。覗いてみたい。でも入ったら、二度と戻ってこれないのだぞ。だから、はし目でちらりと見るだけで、普段の生活に戻るのです。
 ギャル的なもの。
 少し前までは、異国の出来事。
 なにせ、言葉からして違います。僕は、ギャル特集企画書に書かれた「ガツ盛り」を“がつざかり”と読みました。「がつもり、ですよ」とやんわり指摘されましたね。“がつざかり”って日本酒じゃないんだから…、と。
 ギャル特集班の打合せは長かった。いつも車座。この号ばかりは勘では前に進めなかった。聞いて調べてリサーチして報告会。なぜか別特集の編集者も自主的に参加して、まるで異国の地図を書くように、紐解いていく。皆、みるみる詳しくなっていきます。ギャル雑誌を読みこなし、ギャル語を理解する。今や、ギャルの国に自由に出入りするまでに。
 なぜか『ガリバー』という雑誌を思い出しました。僕はその本に関わりたくて、この会社に入ったんです。ガリバーはもうなくなってしまったけれど、見廻せば、異国的なものって、本当はいくらでもあるなぁ、と。
 この特集は、僕のガリバーです。異国への旅。
 旅はいろいろなことを教えてくれる。
 旅は、“パネェ”です。旅は“イカチィ”です。

 

●西田善太(ブルータス編集長)

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【おさえておきたい、4人のスーパーギャルたち】
petit GIRLS FILE

クリエイティビティに溢れ、経済的にも日本を救う力となるギャルたち。彼女たちは、様々なかたちで大きなムーブメントを巻き起こしています。キーパーソン15人を集めた今号の『GIRLS FILE』の中から、4人をクイズ形式で紹介します。時代をつくるスーパーギャルたちの実態をより詳しく知りたい方は、ぜひ本誌をご覧ください! 

 

*写真もしくは文字をクリックすると、「Q」に対する答えと、そのギャルが愛用するアイテムが出てきます。