マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 678
- 目次 & SPECIAL
- FROM EDITORS
No.678 CONTENTS
features
| 014 |
特集
世界で走ろう! |
| 016 |
ジャングル、北極、世界遺産だって走れます。
世界のマラソン大会16選。 |
| 022 |
See You In NY |
| 026 |
New York City Marathon Document |
| 032 |
世界のランナーの憧れ
ニューヨークシティマラソンで、走るということは。 |
| 036 |
走りがわかるランナーズショップ。 |
| 038 |
困ったときのハウツーラン。 |
| 044 |
高橋 盾が走り続ける理由。 |
| 068 |
心に残る、日本のマラソン。 |
| 072 |
Development of Running Shoes |
| 078 |
Armchair Running |
| 082 |
From 大阪 To 大阪 寛平ちゃんはなぜ走る? |
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| 051 |
特別付録
Jog Map of the World
世界15都市のジョギングマップ。
アムステルダム/バルセロナ/ベルリン/コペンハーゲン/ホノルル/香港/ロンドン/ミラノ/モスクワ/ムンバイ/ニューヨーク/パリ/プラハ/サンフランシスコ/シドニー |
regulars
| 007 |
Et tu, Brute? 「マシュー・マコノヒー」ほか |
| 059 |
Brutus Best Bets 新製品、ニューオープン情報 |
| 102 |
人間関係 397
写真/篠山紀信『危険な稜線』石川直樹、水城奈緒
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| 105 |
Begin Your Journey 030 イタリアンレストラン 湖粋×アルファ ロメオ MiTo |
| 107 |
SUPREME BRUTUS
「赤西仁」ほか |
| 116 |
BRUT@STYLE 224 It Keeps You Runnin' |
| 120 |
グルマン温故知新 309 ル・スーヴニール/ルカンケ |
| 122 |
みやげもん 083 神農さんの虎/次号予告 |
| 095 |
BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集 |
【SPECIAL CONTENTS】
心に残る、日本のマラソン5景。 |
『世界で走ろう!』というタイトルの今号ですが、もちろん日本のマラソン大会も取り上げています。本誌では、絶景ポイントを巡ったり、個性の強い11の大会を掲載。ここでは、そのうちの5レースをご紹介します!
※下の地図をクリックすれば、大会の画像と説明が見られます。なお、掲載しているデータは、2009年度開催時のものです。 |
フォレスト・ガンプのコトバに「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」という名言がありますが……。NYCMのゴールシーンを見ていたら、マラソンを走りきった者しか見ることのできない美しい世界があるんだろうな~、と思いました。食べず嫌いはやめてマラソン、挑戦してみようかな、と。
映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」より
協力:パラマウント ジャパン TM & COPYRIGHT
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ひらひらと天から降りて来る白い羽。
ガンプが届けてくれた走る喜び。
「なぜ走っているの?」、「はい、ダイエットのためです」……。ぼくにとって、ランニングする理由とは、基本“これ”だけでした。あるときなどは3ヶ月間、週に5日、各10km走ったりして。はぁ~、極端ですね。カラダもココロも悲鳴をあげて、結局、長続きしないものです。
そう、ランニングというものが、実は苦行でしかない、そんなぼくですが、唯一楽しめるのが、旅に出た先の町を走ること。これ、一石二鳥。1時間も走れば、その町の全体像がだいたい理解できます。そして、旅の醍醐味である“お酒”と“ごはん”が、一層おいしく食べられるのです。
そんなわけで、ランニング嫌いの旅ランナーが作ったランニング特集は『世界で走ろう!』です。もちろん、今回のニューヨーク出張にはシューズをスーツケースに忍ばせ、マンハッタンを走ってきました。
充実のランニングライフ(取材も!)を過ごした後、帰りの飛行機でふと思ったこと。「ランニング続くかな~、不安」。忙しいからとか、寒いからとか、毎日走らないと意味がない、とか。走る前に何かと言い訳をして、結局、苦行にしてしまう自分がいそう……。
そんなとき、機内の映画でやっていたのが『フォレスト・ガンプ』でした。劇中、ガンプはいきなり走り始め、何度もアメリカ大陸を横断します。そんな彼にメディアは、「Are you doing this for world peace? For the homelss?」「Are you running for women's rights? The environment?」「Why are you doing this?」答えは、「I just felt like running.」。そっかー、ランニングって目的なく走っていいんだ~。疲れたら歩いて、深呼吸。肺一杯の空気の美味しさを実感してもよい。100m全速力で駆け抜ける“風”を楽しんだら、その日のランニングはやめてもいいかもしれない。走るときの気持ちいい部分を見つければ、きっと続けられそうだ。ありがとう、ガンプ。
ちなみに、ガンプは、今回の特集のハウツーランニングにでている基本をおさえた走り方をしているので、ぜひご参考に。あと、彼の足下はナイキの名器コルテッツであります。こちらはシューズの歴史に触れられております。『フォレスト・ガンプ』と今回の特集を交互にみれば、ランニングがもっとおもしろく、そして走りたくなります。
というわけで、さー、正月太り対策に、走ろう。んん?
●杉江宣洋(本誌担当編集)
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こちらの写真は本栖湖で行われたNIKEのマラソン大会の1コマ。他誌で撮影中の知り合いのカメラマンが、「逆さ富士」の絶景ポイントで撮ったものです。
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せっかく走るのなら、
“心に残るマラソン”にしませんか?
ある日、ひょんなことからNIKE主催の「The Human Race 10K」マラソンに誘われて走ることになりました。普段は近くの川べりを嫁と一緒に走るぐらい。10kmとはいえ大会に出るのは初めてのこと。結果、たくさんの人の中で走ることって難しかったというのが参加した感想。自分のペースで全く走れません。かなりオーバーペースで走ってしまい、そんな体力も筋力もないものだから、走り終わった瞬間から重度の筋肉痛。本気で歩けない。こんな経験は初めてでした。でも“逆さ富士”の見える本栖湖のランドスケープはとても素敵でした。
今号の「心に残る、日本のマラソン」ページではそんなとびきりの絶景やそこでしか体験できない記憶に残るマラソン大会をピックアップ。NIKEの大会は残念ながら載っていませんが、日本最後の清流といわれる四万十川を走る大会から、近年はやりのトレイルラン、鈴鹿サーキットを周回するレースもあれば、トカラ列島をフェリーで縦断しながら走破する大会など、わざわざ行って走る価値のあるマラソン大会がたくさんありました。それにしても大会の良さを1枚の写真で表すのは難しい。本誌掲載の写真はそれぞれ大会事務局さまから快くご提供いただいたものですが、今回はこの写真集めがとても苦労しました。なかなか思い通りのレース写真が見つからないんです。だったら直接撮りに行けば思いますが、そうは都合良く大会も行われておらず……。けれども、苦労のかいあって、最終的には“心に残る”素晴らしい写真がたくさん集まりました。各ご担当者さまご尽力ありがとうございました。机上で走った気になっていた私を尻目に、嫁はホノルルマラソンに楽しく参加してきたそうです。あー、うらやましい。
●小笠原民織(本誌担当ライター)
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BRUTUSアイアンマンレース特集は1986年2月1日発行の第127号。ものすごい特集に出会うと、すぐ行動したくなります。いてもたってもいられなくなるあの感じ。今号「世界で走ろう!」もそうなってるとうれしいです。
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僕は必ず鉄人になる。
20年以上も前、はじめて出会ったBRUTUSを読んで思ったわけです。
年末、懐かしい創刊時のPOPEYEを見つけました。
ワタリウム美術館の「ルイス・バラガン邸をたずねる」展を観た帰り、地下のオン・サンデーズで本を眺めていたら、創刊時から数年分のPOPEYEが積み上げてあるのを発見。1976年の創刊を思い起こし、天井を見上げ遠い目をします。
やせっぽち(当時)のオレ的に革命だった第18号のシェイプアップ特集を手に入れようとしたら…置いてあるPOPEYEは売り物ではなかった。販売されているTシャツのデザイナーたち(20代!)が、デザインの源にしているので、Tシャツと一緒に展示しているそう。編集者としては、ちょっとうれしい話。
僕が、はじめてBRUTUSを手にしたのは1986年の冬。
近所のシマダ理容室の待合いで、「鉄人狂時代」とだけ書かれた(不親切な)表紙になぜか心惹かれたのです。何の特集だかわからず開いてみたら、ハワイの鉄人レース徹底取材。あの頃のBRUTUS独特の突き放したような編集が衝撃でした。取り込まれました。なんて魅力的なんだ! 心に誓ったものです。僕もいつかここに行くんだ、鉄人になるんだ、と(笑)。
年月は流れまして、鉄人どころか毎日のランニングもままならず。あの頃は、完走して鉄人の称号を得るイメージはいくらでも湧きましたが、BRUTUSで働くことになるとは夢にも思ってませんでしたね。おかしな縁であります。
BRUTUSの創刊は1980年。今年、30周年を迎えます。記念すべき1年のスタートは、僕が最初のBRUTUSで受けた衝撃、「走ること」のかっこよさを今の目線で組み直してみる特集です。入門編でもなく、カタログでもなく、マニアックでもない、よい特集に仕上がりました。
●西田善太(ブルータス編集長)
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