第17回 山形県白鷹町まちの食卓から。
第17回
山形県白鷹町まちの食卓から。
こんにゃくのごっつぉ、
あがらっしゃい!
毎日の食卓に、お祭りに、もてなし料理に大活躍、こんにゃく消費量日本一を誇る山形県。ここでは、秋から冬に限られた量しか出回らない、生芋丸ごとすりおろして、昔ながらの製法で作る、手作りこんにゃくを多くの人が心待ちにしている。千年以上の歴史を持つ日本の伝統食の底力、しっかりと味わってまいりました。
写真…長島有里枝 文…片岡まりこ
山寺名物、力こんにゃく
醤油色が食欲をそそる。精進料理のため生醤油で煮込んだものがほとんどだが、スルメでだしをとっている店もある。割りばしに3〜4個刺さって100円。
味付け玉こんにゃく
材料=玉こんにゃく、だし汁(かつおだし4:みりん1:醤油1の割合で作る)、スルメ各適宜。作り方=1.洗った玉こんにゃくをざるにあげ、水を切る。2. 1を鍋に入れ、だし汁をひたひたに注ぐ。
網であぶったスルメを切り入れ、煮付ける。3.玉こんにゃくがだし色になればでき上がり。一晩冷ますと味がしみていっそうおいしくなる。
※ひもかわ料理は[クウネル]47号 P100〜107で詳しくご紹介しています!