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第16回 徳島県・木頭のおいしいすっぱい。

郷土料理の旅

第16回
徳島県・木頭のおいしいすっぱい。

酢といえば、
まるごと搾った
ゆず果汁。

一家に一本ゆずの木があり、ひと月に約1ℓから2ℓの果汁を消費するというゆずの村がある。ここでは、おむすびに使う手水さえたっぷり搾ったゆず果汁。ふわりとまとった清々しい香りをお届けできないのがとても残念。ごはんも汁物も箸休めも。ゆず三昧の食卓です。

写真…新居明子

収穫したてのゆず

収穫したてのゆず。果汁を搾るゆずは農薬、化学肥料不使用の特別栽培ゆずを使う。


 
ゆず釜の味噌焼き

ゆず釜の味噌焼き

●材料 ゆず玉1個、長ねぎ1/3本、ちりめんじゃこ20g、合わせ味噌大さじ4、砂糖適量

●作り方 ゆず玉をよく洗い上の方を横に切る。それぞれ種を取り、果汁を軽く搾る。この果汁と、合わせ味噌、砂糖(好みで調整)でゆず味噌を作り、ちりめんじゃことみじん切りにしたねぎを和える。これをゆず釜に詰め、オーブントースターで味噌の表面に焦げ目がつくまでこんがりと焼く(約15分)。ふたになる部分は焼かずに添える。


※ゆず料理は[クウネル]42号 P50〜57で詳しくご紹介しています!

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