アツアツ餃子にパエリアも！
１台で料理のレパートリーが広がります。

２年前の引越しの際、我が家ではホットプレートを処分しました。理由は収納スペースに限りがあったためです。卓上コンロとどちらを残すか迷ったあげく、大きさが比較的小さい卓上コンロを残し、場所をとるホットプレートは処分してしまいました。でも、いざ捨ててみると、焼き肉やお好み焼きなどホットプレートのメニューへの未練が・・・。結局どうしても食べたくなると、フライパンのまま食卓に出してみたりしたのですが、風情が無く見た目がいまいち・・・。

そんな時、こちらのＨＰでビストロの達人IIを知り、これなら１台２役！　スペースに限りある我が家にぴったり！　と思いモニターに応募しました。

商品が届いて早速、同封のメニューブックを開くとレパートリーの多さに驚きました。使い勝手を試そうと、初めに焼餃子を作ってみました。市販の餃子の皮が26枚入りだったのですが、すべて並べてもまだまだ余裕がある大きさのプレート。2.3KWだけあって、焼き上がりも直火ならではのカリッとした焼き上がりに。今まで餃子はフライパンで焼いた後、お皿に移して食卓に出していましたが、これからは目の前で焼いたアツアツの餃子を食べるのにはまりそう。

次にお好み焼きと焼そばを作ってみました。フチがしっかり立ち上がったプレートなので、こぼれにくいのも便利。ホットプレートに比べ立ち上がりがすごく早くて、すぐに高温で調理できるのも便利でした。

新しいメニューにも挑戦してみようと、レシピブックの「パエリア」に挑戦。初めて作りましたが、失敗なくおいしく出来ました！火力の調整も下に付いた小窓で確認でき、付属の蓋がしっかり蒸気を閉じ込めてくれてふっくらおいしい炊き上がり。直火ならではのお焦げも最高で、簡単なのに見栄えもよく、お客様が来たときのおもてなしメニューにもぴったり。我が家の新しい定番おもてなしメニューにしたいと思いました。

小さい子どもが居る我が家では、子どもが足をひっかけたりしないコードレスなところや、お鍋やプレートが埋まるような深い形状なので炎が直接見えない形も気に入りました。今、防災グッズとしてカセットコンロが人気と聞き、１台で２役ならぬ３役をもこなしてくれそうなビストロの達人㈼は、一家に１台持っていて損はないと確信しました。

焼き物から煮炊きまで
１台あれば、停電だって怖くない！

まず、本体を見て、案外コンパクトにまとまっているな、と感じました。グリルパン（深めのホットプレート）でありながら、今までにあったはずの電源ケーブルが無い！　いつもホットプレートなどだすと、どうしても配線が邪魔になって、しかも足に引っかかりそうになったりで・・・。それがないのでなんだかスッキリとした感じ。

横にカセットボンベをセットできる場所があり、それが既存のカセットコンロよりも装着は簡単だし、しかも火加減の調節も軽くやりやすい。既存のカセットコンロだと、火が表面からわかるが、それも本体で多い被されているので、安全だし、横風などでの立消えもまったく心配いらないというのがすごい！　食卓はもちろん、屋外でも活躍してくれそうなので、アウトドアはもちろん、万が一の時でも、ガスさえ常備しておけば、停電なんて関係なく温かいものが料理できちゃうんですよね。

さて、使用してみてひとこと、場所による加熱ムラがなく、やはり火なので熱量がちがい、ホットプレートなどよりも美味しく加熱できますね！　焼き物はもとより、コンパクトなのに深めの幅広なので、お鍋のような使い方や、煮炊きもできちゃいます。もちろん、蓋もあるので、その蓋も透明蓋なので中の様子を見ながら調理ができるのが、とても使いやすかったです。

画像は、深さで煮炊きでき、透明蓋で調理中の様子がわかる！というのが最大限に必要とされる（笑）『魚介のパエリア』に挑戦したものです。市販のパエリアの素を使用しているので、あとはシーフードミックス、あさり、マッシュルーム、生米の代わりにディチェコのパスタでリーゾNo.74（まるでお米みたいな形のものです）を使用しました。

調理中の中の様子がわかるので、あさりの口が開いたー！とか、みているだけで楽しいし、火力の調節もできるので、わずか10～12分ほどで完成しました！　つかってみると、この深すぎず、浅すぎずもいい感じなんですね。
もちろん、鍋の部分は取り外して洗えるので、お手入れも簡単でした。

こちら、別売りのイワタニカセットフー専用アクセサリーで、プルコギ、たこ焼き、焼肉、網焼きなどの種類も取り付けられるそうなので、それらを揃えてたこ焼きパーティーなども楽しそう！

幅広い利用方法があるので、これからのお料理の活用がとても楽しみです！！

手軽、手早い。
これからの季節に出番が多くなりそう。

見た目は少々かさばりますが、軽くて持ち運びしやすく、カセットボンベの装着やお手入れが簡単で、使い勝手がよかったです。電気の調理器と比べて火力が強く、火の立ち上がりが早いので調理時間が短いです。今まで鉄鍋を使ったグリル鍋ですき焼きをしていたので鍋の重厚感には欠けるものの、水分の蒸発が早くて味がよくしみこむので、手早くおいしくいただけました。

ホットプレートで焼き肉をした時は野菜がいつもより甘く感じ、子どもたちにも好評でした。ふだんは私と子ども（中学生と小学生）の３人なので大きさは十分ですが、単身赴任の夫が帰って来た時はせっせと焼いて、せっせと食べるといった感じです。お好み焼きをした時は大きめに２枚やいたら、中央部だけが焦げてしまいました。レシピ本にあるように３枚にするとか、食材の置く場所を順次動かすとか、工夫は必要ですが、焦げた部分はぱりっとしてて、それはそれでおいしかったです。

うちには土鍋もないので、しゃぶしゃぶをした時は浅型の鍋をカセットコンロの上にのせて使いました。安定感もよく火力の様子も見えるし、調節も簡単で何の問題もありませんでした。

全体の印象として、手軽で手早くおいしかったです。定番のすき焼き・焼き肉・焼きそば・しゃぶしゃぶといったものしか作っていませんが、あらためて料理（特に焼いたり、炒めたり）はガスだなと感じました。

９月とはいえ、まだまだ暑く、鍋料理をする機会は少なかったけど、今後グリル鍋より出番が多くなることは、間違いないと思います。

岩谷産業 ビストロの達人II

プレート付きカセットこんろで
アウトドアでも本格料理を。

近藤礼子さん（以下、近藤）　プレートが付いているカセットこんろがあるなんて、知らなかった！
丹野惠利子さん（以下、丹野）　カセットこんろとホットプレートが合体したような感じね。
堀知江さん（以下、堀）　この大きさも、ホームパーティをするときにちょうどいいですね。（点火つまみを回してみる）わぁ、すごい火力！　これなら火の通りにくいものでもすぐに焼けそう。
和田祐子さん（以下、和田）　ホットプレートと違うのは、カセットガスならではの強い火力と直火であることです。だから、キッチンと同じように本格的な料理が作れますよ。今回は3品作ったので、召し上がってみてください。
近藤　いただきます。あ、このラタトゥイユ、おいしい。
丹野　こんなにおしゃれな料理が外でできるなんて。このアクアパッツアも魚介の出汁がたっぷり出ていて最高。ワインにも合いますね。
堀　これからの季節、ガーデンパーティなどで出てきたら感動しそう。
和田　ラタトゥイユもアクアパッツアも、基本的には材料を炒めてから、少し煮るだけ。アウトドアでも簡単にできますよ。
丹野　蒸し野菜のアンチョビソースもシンプルでおいしいですね。
和田　これはいろんな野菜やきのこなどを切って並べ、小さな弱火にかけて、野菜の水分だけで蒸し焼きにするんです。ソースも一緒に火にかけるのがポイントですね。
近藤　バーニャカウダみたいですね。これなら子どもたちも野菜をたくさん食べてくれそう。
堀　簡単だから、材料だけ用意しておけば、子どもたちでも料理できそうなのもいいな。
近藤　本当。野菜を切っておいて「あとは勝手にどうぞ」なんて、ラクできる（笑）。
丹野　アウトドアでバーベキューをするときにもいいわよね。
和田　炎がこんろの中に隠れているので、外で風が吹いていたりしても、影響を受けにくいんですよ。
堀　本当だ。外だと火が消えてしまうこと、よくありますものね。
和田　カセットガスの着脱はマグネット式でワンタッチだからどなたでも簡単にできます。万が一、こんろの温度が上がりすぎたら自動的にカセットガスが外れて消火するなど、安全に使っていただける工夫もされているんですよ。
丹野　へぇ。レバーでガチャン、と取り外すのではないんだ。カセットこんろって、知らない間にずいぶん進化したんですね。
堀　どこでも安全に使えるから、防災用としてもよさそうね。カセットこんろが1台あると、暖をとるにも、体を拭くお湯を沸かすにも便利だし。
近藤　しかもこれなら普段から楽しく使い回せて、料理の幅も広がるし。これを機会に買い替えようっと。