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気仙沼産の良質なフカヒレを使った、きれいを育むスープ。

手みやげをひとつ (251)

フカコラ美人のフカコラーゲンスープ 褒美

気仙沼産の良質なフカヒレを使った、きれいを育むスープ。


フカコラーゲンスープ 褒美
 
「海岸近くにずらりとフカヒレが干してあるのは、子どものころに見慣れた風景」

気仙沼出身の海野由利子さんにとって、フカヒレは身近な存在だ。海辺の日差しと室根山から吹く乾いた北西風が、世界の中華料理店に欠かせない最高級食材・気仙沼産フカヒレを作り上げるのだ。

「取材で香港に行ったとき、私が気仙沼生まれと言ったら、有名レストランの料理長が目の色を変えて、いいルートを紹介してくれって。かなり真剣でしたよ」

話には聞いていたけれど、海岸近くに干してあった琥珀色のアレが、海の向こうの高級店でこんなに珍重されているなんて……。驚き半分、誇らしさ半分。

「とにかく、下処理する加工技術が世界有数なんですって。すべて手作業で」

繊細なフカヒレは、機械で加工するとどうしても形が崩れてしまう。だから、熟練した職人が一枚一枚、皮や余分な肉、軟骨を取り除いているという。

今回紹介してくれた「フカコラーゲンスープ 褒美」に配合されたフカヒレも、この気仙沼クオリティの一品だ。

「小さいフカヒレが姿で入っているのも高い加工技術の証し。コラーゲンは美と健康に欠かせない栄養素です。肌にいいのはもちろん、内臓にも骨にもいい! アンチエイジングの強い味方です」

海野さんは、これを同世代の女性に、「頑張っている自分へのご褒美美容食にしてね」という思いで贈っている。

黄金色に透き通ったスープは、この上もなく美しく、ひと匙、口に含むと、ほんのりと柔らかな旨味が広がる。ホタテの貝柱や干し椎茸などの天然素材だけを使い、塩を加えない優しい味わいだ。

「料理人など専門家たちが、最終チェックをしているそうです。湯煎してそのまま飲んでもいいけれど、湯豆腐の出汁にしたり、炊き込みご飯にしてもいいですよね。野菜をたくさん入れて一人鍋なんて、いいじゃないですか。最高の贅沢」

海野由利子さん
うみの・ゆりこ 美容・医療ジャーナリスト
umino
美容、美容医療、アンチエイジング医療などを「女性の美と健康」を切り口に取材。さまざまな媒体で活躍している。日本抗加齢医学会会員。



フカコラびじんのフカコラーゲンスープ ほうび●スープの原料は、サメコラーゲンエキス、酒、フカヒレ、玄米、干しホタテ貝柱、干し椎茸、かつお節、昆布、生姜汁、クコの実。〈フカコラーゲンスープ 褒美〉 150g×4袋 5,250円。問フカコラ美人☎0226・25・9878 http://fukacolabijin.jp/
撮影・岡本 潔 文・沖さち子