マガジンワールド

第51回 尾渡 智佳さん

私たちのお弁当。

全国の「おべんとさん」にもっと密着、 お弁当まわりのあれやこれやを根ほり葉ほり尋ねてみます。ナルホドがいっぱい。

 

bento-51-2第51回
野菜と肉の三色おかず、
柔らか炒り卵は卵4個分

 

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お弁当は毎日。夕食後に翌日分を作って冷蔵庫に入れておきます。近所に料理上手の叔母がいて、ごちそうになることも多いのですが、家に帰れば明日のお弁 当を作り、それから眠る生活です。

今日は入れていませんが、夏の定番常備菜が、組み合わせ上手で”チャングム”とも呼ばれている叔母特製の和え物。ぬか漬けは野菜なら何でも。くるみとクコはチャングムならではの発明です。

とり天は故郷大分の郷土料理で鶏肉の天ぷらのこと。東京にはないので最初は驚きました。塩こしょう、生姜汁で下味をつけて冷蔵庫におき、味がなじんだところで衣をつけて揚げます。私はかぼす醤油で食べるのが好き。味噌玉作りは休日の仕事で、具には陳皮や、やはり大分の味「ごまだし」を。魚のすり身とたっぷりのごまが入った万能調味料で、うどんにかけるととてもおいしいんですよ。


尾渡 智佳さん(東京都・27歳・商事会社勤務)

絵を観るのが好きで、中学生のときに初めて出会って衝撃を受けた大竹伸朗のファンクラブ新聞(本人公認)を、いまも発行しつづけている。

今日のとり天は、半生するめ、昆布、青梅を漬け込んだ特製醤油で。
今日のとり天は、半生するめ、昆布、青梅を漬け込んだ特製醤油で。


※続きは[クウネル]51号のP78~79でお楽しみいただけます。

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