マガジンワールド

第52回 百瀬 陽子さん

私たちのお弁当。

全国の「おべんとさん」にもっと密着、 お弁当まわりのあれやこれやを根ほり葉ほり尋ねてみます。ナルホドがいっぱい。

 

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お父さんの野沢菜漬けが
四季を通しての定番。

 

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蔵造りの建物が並ぶ松本の中町通りにデザインから縫製のすべてをひとりで請け負う服づくりの工房を開き、自宅のある安曇野から通っています。買い物は退職してひまをしてる父の役目で、毎朝、冷蔵庫をのぞき、あるものでお弁当を作っています。

長野らしいといえばやっぱり野沢菜でしょうか。父親世代のおばちゃんたちはいまだ「お菜、漬けた?」が冬の挨拶がわり。わが家ではこれも父の役目で、2個の大樽いっぱいに漬けた漬物は毎日の食卓にのり、酸味が出てくると甘辛く煮て、卵焼きやおやきの具にしたりします。


百瀬 陽子さん(長野県・33歳・「ようさん工房」主宰)

松本美術館の中庭などで年2回のファッションショーを開催。ウェディングドレスのオーダーメイドも手がけている。

お弁当包みは諏訪の「すみれ洋裁店」さんが1日1枚縫うハンカチ。
お弁当包みは諏訪の「すみれ洋裁店」さんが1日1枚縫うハンカチ。


※続きは[クウネル]52号のP86~87でお楽しみいただけます。

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