マガジンワールド

第56回 桂木 利津子さん

私たちのお弁当。

全国の「おべんとさん」にもっと密着、 お弁当まわりのあれやこれやを根ほり葉ほり尋ねてみます。ナルホドがいっぱい。

 

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目も心も満足する、
彩りマクロビ弁当。

 

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3年前からマクロビオティックの料理教室に通っていて、お弁当はその復習の場として楽しんで作っています。

ピクルスとなめたけは常備菜で、さつま揚げは夕食のおかず。マクロビを学んでからは、甘・辛・酸バランスよく、季節折々のメニューを考えるのが楽しみで、これまではお腹を満たすためだけだった食事が心も満たす実感があるんです。ちょっとした意識の問題なんですが、するかしないかで味も満足度もまったく違うんですね。

家では穀物菜食中心なので、夫のためにも揚げもの率が自然に高くなります。さつま揚げは、たらの身とおろした山芋、酒、味醂、しょうが汁、葛粉も入れてミキサーにかけ、具を加えて丸めたものを低温で揚げる。車麩を甘辛く煮てから揚げるフライも定番ですが、全粒車麩で作ると本当においしい。車麩はわが家の必需品で鍋にもいいし、パン粉がわりにも。


桂木 利津子さん(東京都・38歳・会社員)

一度も休まず教室に通い、去年マクロビアドバイザーの資格も取得。茨城の実家が米農家で、送ってもらう麹で甘酒も手作りしている。

 酢は6種類を使いわけ。玉ねぎは梅酢に漬けてかわいいピンクに。
酢は6種類を使いわけ。玉ねぎは梅酢に漬けてかわいいピンクに。


※続きは[クウネル]56号のP78~79でお楽しみいただけます。

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