マガジンワールド

第66回 辻 望さん

私たちのお弁当。

全国の「おべんとさん」にもっと密着、 お弁当まわりのあれやこれやを根ほり葉ほり尋ねてみます。ナルホドがいっぱい。

 

bento66-2第66回
おかずの味がしみこんだ
のり弁当がいちばんの好物。

 

高校から家を出ていたのですが、下宿先の食事が合わなくて、ああ、自分は好きなものを食べてないとダメなんだと気づきました。お腹を満たすだけの食事ではなく、気持ちが満たされないと。お弁当を作っているのも、それが理由です。

たいてい7時半に起きて8時には家を出る生活ですから、こったものは作りません。作りおきとゆうべのおかず。朝は卵を焼いて和え物を作るぐらい。よくやるのが故郷の福井のおぼろ昆布和えで、ゆで野菜の余分な水分をとってくれるからお弁当には重宝なんです。


辻 望さん(26歳・管理栄養士)

茨城県水戸市の病院に勤務。卵は必ず入れたいので、時間がない朝のために、ゆで卵も常備。愛読書は椎名誠の『怪しい探検隊』シリーズ。

福井から届くおぼろ昆布(左)と味付けたら。たらは、温かいごはんにのせるだけでもおいしく、昆布と同じく和え物にしても。
福井から届くおぼろ昆布(左)と味付けたら。たらは、温かいごはんにのせるだけでもおいしく、昆布と同じく和え物にしても。


※続きは[クウネル]66号のP78~79でお楽しみいただけます。

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