第67回 山本 かおりさん
全国の「おべんとさん」にもっと密着、 お弁当まわりのあれやこれやを根ほり葉ほり尋ねてみます。ナルホドがいっぱい。
第67回
品数たっぷり、野菜ぎっしり。
「果物ひとつ」をポイントに。
お弁当を作るのは、週2日。勤務先の保育施設で、子どもやお母さんと一緒に食べます。といっても、子どもたちはじっとしていませんから、あちこちに目を配りながら食べられるように、2段式のお弁当箱の1段分に、主食から果物まですべてを詰めるようになりました。
五角形の曲げわっぱは、珍しい形が気に入って夫に買ってもらったものですが、深さがあるのでおかずを重ねて入れられて便利です。普段から野菜をたくさん食べるように心がけていて、近所の直売所をよく覗きます。今日のお弁当は旬の菜花を粒マスタードと醤油で和えて、レモン汁を少し。れんこんつくねは、みじん切りにしたれんこんと鶏ひき肉、溶き卵、醤油、みりん、片栗粉を練ってたねを作っておいて、朝はフライパンで焼くだけ。ちくわの磯辺揚げは、ちくわを縦6等分に細長く切って揚げるのがポイント。仕切りがわりにもなるんですよ。
山本かおりさん(48歳・保育施設勤務)
横浜にある「りんごの木 子どもクラブ」に勤務。保育者として1歳児を対象とした親子クラスと2歳児のクラスを担当。趣味は庭の土いじり。
※続きは[クウネル]67号のP78~79でお楽しみいただけます。