マガジンワールド

第2回 おはぎとぼたもち。

郷土料理の旅

第2回
おはぎとぼたもち。

夏の暑さもここまで、のお彼岸まえに、日本全国おはぎとぼたもちご相伴の旅を敢行。

おはぎとぼたもちは、もちろん同じ、あんころごはん。でも土地ごとに、こしらえる人ごとに、すがたはさまざまで、ひとつとして忘れられない、甘くおいしい旅になりました。

小幡 薫さんぼたもち
新潟県南魚沼郡大和町 小幡 薫さん(82歳)


薫おばあちゃんのぼたもちの作りかた
1.5合のあずきをひと晩水に「ほとばす」。ほとばすとは浸すこと。あずきは収穫後、虫が入らないように酒の空き瓶に保存している。
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2.たっぷりの新しい水に替えて火にかける。沸騰したらお湯を捨て、新しい水で弱火で煮る。指でつまみ、簡単につぶれるくらいまで。
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3.あずきが熱いうちに、400gの砂糖、塩約小さじ1を加えて軽くまぜ、すりこぎでつぶして冷ます。つぶつぶがほどよく残るよう。
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4.もち米7合を炊き、炊きたてをすりこぎで半殺しにする(といっても、おばあちゃんは6~7回ぽんぽんしただけの“ちょい殺し”)。
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5.ごはんを握り、あんこのなかにころがすようにしながら、衣をたっぷりつける。おばあちゃんのは、ひらたい丸型。約30個が完成。
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※詳しくは[クウネル]創刊号 P91~99でお楽しみいただけます。

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