第22回 わかめが春をつれてくる。
第22回
わかめが
春をつれてくる。
初春から桜の咲く頃にかけては、新ものの生わかめがおいしい季節。さっとゆがけば、鮮やかな緑。それは、海辺の町に暮らす人々を冬眠から覚ます魔法のような、滋味深い、春のごちそうです。
写真…長野陽一 文…編集部
わかめとアサリのぬた
ぬたの酢みそは、白みそ(120g)、砂糖(10g)、酢(50cc)、薄口しょうゆ(小さじ1/2)、レモンの搾り汁(小さじ2)を合わせて作る。レモンの代わりにオレンジを使うとまろやかな酸味になるそう。わかめとアサリ、わけぎ(どれも湯通しして水にとり、わけぎは食べやすい長さに切る)を酢みそで和えればできあがり。
サラダ
わかめ(湯通しして水にとり、食べやすい大きさに切る)を主役に、新玉ねぎ、コリアンダーの葉、アイスプラント、マスタードグリーンなど好みの野菜を散らしたサラダ。特製ドレッシングは、ブラウンシュガー(大さじ2)、にんにく(みじん切りを小さじ3)、赤ピーマン(みじん切りを小さじ3)、コリアンダーの茎(みじん切りを大さじ3~6)、ナンプラー(1/4カップ)、ライムジュース(1/2カップ)、赤唐辛子(1本を薄い輪切り)を合わせて作る。
※わかめ料理は[クウネル]60号 P86〜93で詳しくご紹介しています!