第7回 おでんの秘密。
第7回
おでんの秘密。
ぐつぐつ……おいしそうな音が聞こえてきます。おでんにふるさとの味を発見しました。その土地だけにしかない具、めずらしい食べ方。応用もかんたんです。今晩のおかずはやはり…。


中村修次さん、容子さん
静岡市東草深町5-12 TEL:054-245-8862 (営)9時~21時 月休(祝日の場合は翌日)薄紙の下にからしが入る。だし粉はお好みで。


節子さんは書道の先生。自宅のほか文化センターでも教える。「昔は、おでんの屋台がちりんちりん、鐘をならして近所へ売りに来てたのよ」。当時から、おでんにだし粉は常識だったとか。


中央が中島さん。娘のエリカちゃん(左)と友達の山本裕子さん。山本さんの家にも「丸くて仕切りのあるおでん鍋がある」。いつもは縦に切るけど今日はよそいきの顔をしたなると。横が黒はんぺん。


しょうがは大きな塊をたっぷり使う。みそは「この辺は白だけど、あるものならなんでもいいの」。この日はだし入りを使っていた。


お孫さんは「おでんはちくわよね」というそう。手前は煮込み用のちくわ。弾力がある。「松山は海も山もあって魚は安くておいしい。田舎だけど、いいところなの」。温泉もあります!


山下正紀さん、征子さん
香川県善光寺市与北町宮の前1015 TEL:0877-62-6882 (営)10時~19時 火休 下・ぶっかけ小250円。牛すじ90円、ほか80円。徳利はだし。
※この他にも、おでんの郷土料理がいっぱい! 詳しくは[クウネル]11号 P32~39でお楽しみいただけます。