加島屋のさけ茶漬
手みやげをひとつ (273)
加島屋のさけ茶漬
広い声域を活かしてさまざまな楽曲を歌いこなす、平原綾香さん。圧倒的な歌唱力の源は母が握るおにぎりだという。
「毎回のことなんですが、レコーディングに入ると必ず母がおにぎりを握ってくれるんです。多い時にはスタッフ分も入れて30個くらいでしょうか。できるだけ家で食べるものと同じものを、という母の思いからなんですが、本当にありがたいなと思っています」
梅おかかやスパムにぎりなどバラエティに富んだおにぎりの中で、とりわけスタッフにも人気なのが、この加島屋の「さけ茶漬」を使った鮭おにぎりだそう。
「加島屋さんの『さけ茶漬』は、物心ついた時から家の冷蔵庫にいつもあったんです。じつは私、子どもの頃は魚介類が苦手だったんです。焼き魚でも、少しでも魚臭さがあると食べられなかったんですが、この鮭フレークはとても美味しく感じて、大好物だったんですよ。家では、白米やおかゆにのせていただいています。私にとっては、ごく自然にある食卓のお供なんですよね」
脂の乗ったキングサーモンに塩を当ててじっくりと熟成し、ていねいに焼き上げてからほぐしてビン詰めに。塩の加減と熟成にかける時間が、しっとりと柔らかく、深みのある「さけ茶漬」の味の決め手となっている。
そんな手塩にかけた「さけ茶漬」をふんだんに使った母のおにぎり。いただくタイミングは、歌入れの30分前と決まっている。
「母の作る食事は、お米、野菜、調味料まで、すべて無添加のものしか使わないという徹底ぶり。口に入れるものに対して、とても気を遣っているんです。たしかに、食べ物が自分の歌声にも反映されるんですよね。この鮭おにぎりをいただくと、いつもベストな歌声が出る。私にとってのパワーフードなんです」
http://www.camp-a-ya.com/
かしまやのさけちゃづけ●新潟市中央区東堀前通8番町1367 TEL 0120・00・5050 営業時間9時30分〜19時(電話受付は9時〜)、日曜休。電話、FAX薔0120・00・7070、インターネットで注文可能。さけ茶漬ビン(200g)2,200円、小ビン(100g)1,200円、袋(100g)1,100円。
http://www.kashimaya.com