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長野で生ハムを作ってきました。 ハナコラボ

ハナコラボ

vol10.長野で生ハムを作ってきました。

ハナコラボとは
ハナコラボのメンバーは、いま東京で起きている「たのしいこと」に敏感です。個性あふれる女子たちが、今日も何かを見つけたようです。
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Hanako1130号:ハナコラボ
生ハムを仕込む作業場。メンバー3人の後ろには、熟成中の生ハムの原木が100本以上吊るされている。エプロンまで貸してくれるので、手ぶらでオッケー。
ワークショップの前後にはアトリエで作られた生ハムの試食タイムも。この日のテーブルには豚肉と猪の生ハム、大町黒豚のくず肉で作ったリエットが並んだ。ワインやパンと合わせて。
ワークショップの前後にはアトリエで作られた生ハムの試食タイムも。この日のテーブルには豚肉と猪の生ハム、大町黒豚のくず肉で作ったリエットが並んだ。ワインやパンと合わせて。
信州ポーク、大町黒豚、小谷野豚などいろんな産地のお肉で作った生ハムを食べ比べ。
信州ポーク、大町黒豚、小谷野豚などいろんな産地のお肉で作った生ハムを食べ比べ。


大きな肉の塊に四苦八苦……。
2年後の完成が待ちきれない!

去年12月に行われたハナコラボミーティングで出会った3人。生ハム好きが判明して意気投合! 長野まで日帰りの生ハム作りが実現した。

標高1500m地点にあるアトリエ周辺は雪が降り積もり、まさに白銀の世界。「フランスやスペインの名産地に近いこの環境が、おいしい生ハム作りには欠かせないんです」と、オーナーの藤原さん。

3人が挑戦したのは、血抜きと塩の擦り込み作業。特に血抜きでは、重さ12キロほどの肉の塊を前に悪戦苦闘! 「血管に沿って血を押し出していくのがリンパマッサージみたいで面白かったけど、力がいるので女子には大変!」と内田さん。

塩漬けした生ハムの原木はこのままアトリエで熟成させ、完成は2年後。「届いたら仲良しの友達とワイワイ食べたいです」と、完成を待ちきれない様子の3人でした。

ジャンボン・ド・ヒメキ
ワークショップは11〜3月に開催。1回4人まで参加可能。初回料金1人25,000円〜(税込)。1年熟成でおいしく食べられるものも。1週間前までに下記メールアドレスから問い合わせを。▶長野県小県郡長和町大門3518-2658 ☎090・8366・9089  
monsieur.nobo@icloud.com
※季節によりコースの内容は異なります



松川未央さん、桑原由賀さん、内田尚子さん
(左から)
ハナコラボ #030 松川未央さん/会社員
ハナコラボ #028 桑原由賀さん/アパレル会社勤務
ハナコラボ #035 内田尚子さん/フォトグラファー
生ハム作りは初体験という内田さんと松川さん。好きな食べ方は薄くスライスしてそのままか、チーズと一緒に。桑原さんは3年前にここで体験して以来の2回目。「ルッコラの上にスライスした生ハムをのせ、パルミジャーノを削ってオリーブオイルをかけるのが好きです」と桑原さん。


photo: Naoko Uchida, Mio Matsukawa text: Alice Saito edit: Kahoko Nishimura