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From Editors No. 231 COVER STORY 旬のブランドからやってきた! パリ&ロンドン&東京のクールなit girlsたち

COVER STORY

旬のブランドからやってきた!
パリ&ロンドン&東京のクールなit girlsたち
古今東西、世を賑わせる女性が集まったit girl特集。表紙を飾る面々になんとなく見覚えはないでしょうか…?彼女(と彼)たちに共通するのは、〈ヴェトモン〉と〈コシェ〉のショーに出ていること。両ブランドともに街中やインスタグラム、あるいは知人を介して声をかけ”プロではない”モデルをスカウトする、いわゆるストリートキャスティング/ソーシャルキャスティングを行っています。モードの世界に旋風を巻き起こす二大it brandに見出された人たちは、きっと時代を映したit girl達なのではと「〈ヴェトモン〉と〈コシェ〉の彼女たち」企画(P.68~)で取材することに。

そこではまずショーに出ているモデルの名前を調べることからスタート。プロモデルのようにすぐには名前がわからないので、のっけから一苦労。ネトストばりにウェブサイトで探したり、インスタを辿ったり。身元がわかったら、ソーシャルキャスティングよろしく、メールにDM、あの手この手を使い、取材を試みました。そうして集まったのが、タトゥーアーティストにジュエリーデザイナー、ダンサー…と職業も国籍も年齢もバラバラのメンバーでした。

さらに、7月3日に行われたばかりのヴェトモンのショーでも取材を敢行。今回ブランド初の日本人モデル、Manami Kinoshitaさんの姿がありました。これはお会いせねば!と、ショー後東京に戻られてからあらためて撮影をしました。今月号に出てくるit girl達に会ったり話を聞いた際、みんな自由にのびのびとしていて刺激を受けたのですが、Manamiさんもまた、自分で境界を設定せずフラットに目の前の物事にトライしていく軽やかさに溢れているのが印象的でした。自分を発信しやすく周りに見つけてもらいやすい今の時代には、自然体で流れを待ちつつ、時がきたら逃さず臆さず乗っていく姿勢がいいのかも。ショーへの出演で現代版シンデレラストーリーを歩みはじめた彼女たちが、どう羽ばたいていくのか見守りたいと思います。

(I)

 
Manamiさん撮影時。私服もかっこいい。洋服は古着中心で、渋谷の突撃洋服店が好きでよく通っているそう。
Manamiさん撮影時。私服もかっこいい。洋服は古着中心で、渋谷の突撃洋服店が好きでよく通っているそう。


ギンザ No. 231

IT Girlsを探せ!

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