花粉もPM2.5もブルーライトも! 環境ストレスをくまなくブロック。
〔Hanako/Hanacomme ça/Beauty〕
UVカット効果はもちろん、化粧下地や肌補正効果も得られるBBやCCクリームの登場で、なんとなく存在感が薄くなりつつある日焼け止め。しかし! 「BBやCCに負けてはならぬ」とばかりに、“あらゆる環境ストレスから肌を守る”という方向で、日焼け止めは進化しています。
たとえば、敏感肌用ブランドであるdプログラムから発売されたアレルバリア エッセンスは、敏感肌を外的ダメージから鉄壁の構えで守るべく、新しいバリア技術を採用した新作。均一な膜をはりめぐらせることで、花粉やちり、PM2.5のほか、たばこの煙からも肌をガードします。また、敏感肌用だけに、紫外線吸収剤不使用で、生後48日以降の乳幼児にも使えるほどの低刺激設計を実現。ママと子どもが一緒に使えるというやさしさも魅力の1本です。
かたや、ランコムが開発したのは、パソコンや携帯のディスプレイ、照明から出ているブルーライトもブロックできる日焼け止め。日常生活でなにげなく浴びているこのライト。実は肌細胞を変色させてしまうリスクがあることをランコムが発見。そこで、このブルーライトから肌をプロテクトする成分を配合し、史上初“ブルーライト対策”もできる日焼け止めを誕生させたのです。照明がシミの原因になっていたとは驚愕! パソコンの前で長時間仕事をする人には、ぜひおすすめしたい製品です。
東京を街歩きするときも、肌にはさまざまな汚れが付着してしまうもの。肌を守るため、多くの環境的ダメージをブロックしてくれる日焼け止めは頼もしい存在。こうした高機能の日焼け止めを塗ってから、お出かけしましょう。
右・トラブルを起こしにくい肌へと導く。dプログラム アレルバリア エッセンスSPF40・PA+++ 40㎖ 3000円(資生堂 フリーダイヤル0120・30・4710) 左・人気の日焼け止めシリーズ。日本人女性の肌色に合う4色を用意。UV エクスペール XL CCC SPF50・PA++++ 全4色 30㎖ 5800円(ランコム ☎03・6911・8151)
加藤智一/美容ジャーナリスト。女性誌を中心に活躍。著書に『思わず触れたくなる美肌をつくる 身だしなみメイク』(講談社)など。
photo: Akiko Mizuno
Hanako1106号「Hanacomme ça」掲載