Cantina Carica. ri(カンティーナ カーリカ・リ)予約至難のイタリアンの2号店。
〔Hanako/Hanacomme ça/New Shop〕
![名物、アンティパストミスト(冷菜盛り合わせ)1人1400円(写真は2人分)。自家製の鴨ハムやプロシュット、テスタ・ディ・マイアーレなどの肉加工品、レバーコンフィやニンジンとパクチーのサラダ、イチジクのローストとブッラータと生ハムなどワインが進む約10品。](https://img.magazineworld.jp/2015/12/hn1101-newshop-011-700x826.jpg)
![「リ・カーリカ」ともに店の柱ともいえるのが、イタリアの自然派の造り手のワイン。するりとした飲み心地、料理と合わせたときのおいしさに、これまでワインを飲まなかった人も夢中に。グラス700円〜、ボトル4000円〜。](https://img.magazineworld.jp/2015/12/hn1101-newshop-021-700x700.jpg)
![天然ブリとブロッコリーとオリーブ、香草のマリネ1000円。(各税込)](https://img.magazineworld.jp/2015/12/hn1101-newshop-031-700x700.jpg)
3年前のオープン以来、学芸大学の夜をアツく盛り上げてきた人気イタリア酒場「リ・カーリカ」の2号店が、今年9月、都立大学の駅前にオープンした。コの字のカウンター中心の店内は、厨房との一体感があり、満席の店内に渦巻くグルーブ感が心地いい。
料理はすべてアラカルトで「食べる順番も品数もお好みで」という自由度の高さは、1号店に同じ。シンプルなパスタや豪快な肉料理から、野菜のピュレやソースがワインとの相乗を高めるひと皿まで、メニューの幅も広い。厨房に立つのはオーナーシェフの堤亮輔さん。以前から力を入れていた肉料理はより充実した印象で、半頭買いする羊や鹿を使ったローストやサルシッチャ、煮込みなどもずらりとそろう。ワインは3~4人ならボトルがおすすめだが、グラスも常時約20種用意。型どおりのコメントでなく自分の言葉で伝えてくれるスタッフがいるからビギナーでも安心だ。気軽にわいわい楽しみながら、イタリア料理やワインの奥深さに触れられる。
![Cantina Carica. ri(カンティーナ カーリカ・リ)](https://img.magazineworld.jp/2015/12/hn1101-newshop-04-700x490.jpg)
目黒区中根1-5-2 ☎03・5726・9629 17:00~24:00LO 月休/学芸大学の1号店「リ・カーリカ」も元気に営業中。いずれも早い時間は満席のことが多いので、予約をして出かけるのがベター。
![Pick Up!](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn-hanacommeca-pickup-1.png)
![Sage&fennel(セージ&フェンネル)](https://img.magazineworld.jp/2015/12/hn1101-newshop-05-700x490.jpg)
Sage&fennel(セージ&フェンネル)
スロー“ファスト”フードが新しい!
「忙しい日常にスローフードを」という考えから、カリフォルニアではスローファストフードが人気を集めているが、その流れを汲むデリカフェが広尾にお目見え。栄養価の高いキヌアや千葉県「エコファームアサノ」などの野菜を使いヘルシーかつエネルギッシュな料理を作るのは都内の人気カフェやレストランで料理長を務めた船山義規シェフ。1階がテイクアウトのカウンターで2階がイートイン。建築家・今津康夫氏による店舗デザインもスタイリッシュ! 渋谷区広尾5-19-6 ☎03・6450・4789 11:30~23:00 月休
![](https://img.magazineworld.jp/2015/12/hn-hanacommeca-sasaki.jpg)
photo: Yuko Moriyama text: Kei Sasaki illustration: Mina Nakai
Hanako1101号「Hanacomme ça」掲載