ナグネコプテギスープ食堂の新展開は現地流焼肉店!
〔Hanako WEST/Hanacomme ça/New Shop〕
![必食は少し甘めのタレに漬けられた豚の皮700円。むっちりした独特の食感が新鮮。牛カルビ350g 2000円。マッコリ700円は酸味がきいたものをセレクト。](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn1098-newshop2-01-700x490.jpg)
滋味と奥行きある味わいのスープで京都人にはもちろんトラベラーにも愛される専門店「ピニョ食堂」。
その新展開は直球で韓国スタイルの焼肉店というから驚き。「僕が韓国に行った時はこんな大衆的な店に行くことが多い。それなら自分の行きたい店を作ろうと」とはオーナーの全敞一さん。飾り気のない空間とドラム缶のテーブルに炭火で焼肉。「がっつり食べる日本の焼肉店とは違って、お昼から開いていて、ちびちび食べながらお酒を飲む。そんな居酒屋的使い方も現地のまま。ナグネもちょい飲み、コプテギは豚の皮の意味」。甘ダレに漬け込んだ豚の皮はきな粉をつけて、豚カルビやホルモンは胡麻油と塩でといった食べ方は韓国流。牛カルビのつけダレの上品な味わいや、自然派ワインもそろえるあたりはピニョ流。その加減が絶妙で、瞬く間に人気は沸騰中。
![ナグネコプテギ](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn1098-newshop2-04-700x490.jpg)
京都市中京区河原町通竹屋町上ル大文字町242-5 ☎070・5667・3016 17:00(土日祝15:00)〜1:00(フード24:00LO、ドリンク24:30LO) 木休/グラスワインは700円前後〜。
※価格はすべて税込みです。
※価格はすべて税込みです。
![キムチ、目玉焼き、スパム、韓国海苔、サムジャンがアルミ製弁当箱に入った思い出の弁当500円は「振って振って振ってから食べてください」。カバンの中で思いきり揺すられたように中の具材が混じり、ビビンバ状態に。](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn1098-newshop2-02-700x967.jpg)
![厳選されたメニューはシンプル。ちょい食べに程よいボリューム。](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn1098-newshop2-03-700x490.jpg)
![Pick Up!](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn-hanacommeca-pickup-1.png)
![ウサギノネドコ カフェ](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn1098-newshop2-05-700x490.jpg)
ウサギノネドコ カフェ
自然の造形美を知る博物カフェ。
ウニの殻、鉱物、植物の実や種、卵の殻、動物の骨。自然の造形美に魅せられたオーナー吉村紘一さんが標本をプロダクトとして提案する「ウサギノネドコ」。もっと広く自然の造形物を知ってほしいと、さまざまな造形物に囲まれて過ごせるカフェをその隣にオープンした。大テーブルの中にも標本が収められているなど、まるで博物館にいるような感覚が新鮮。食材も自然の造形美のひとつと、赤い食材だけで作る赤のサラダなど料理もユニーク。京都市中京区西ノ京南原町37 ☎075・366・6668 11:30〜22:30(21:30LO) 水木休
![](https://img.magazineworld.jp/2015/10/hn-hanacommeca-yamato.jpg)
photo: Kunihiro Fukumori text: Mako Yamato
Hanako1098号「Hanacomme ça」掲載