PATH(パス)ライフスタイルを彩る、新しい食空間。
〔Hanako/Hanacomme ça/New Shop〕
日常に豊かさをもたらしてくれるライフスタイルレストランが人気です。昨年12月、富ヶ谷にオープンした「PATH」は、カフェのような気楽さとレストランの上質感を持つくつろぎの食空間。朝はサンドイッチやグラノーラ、夜はナチュラルワインとともにゆっくり食事を楽しむことができる“多様性”が、早くも話題を呼んでいます。シェフの原太一さんとパティスリー担当の後藤裕一さんは、「キュイジーヌ[S]ミッシェル・トロワグロ」で働いた経験も。繊細なテクニックが盛り込まれたアラカルトはもちろん、食材の組み合わせにセンスが光る原シェフの料理を堪能するなら、5800円のディナーコースもおすすめ。昼下がりにワインを飲みながらゆっくり過ごしたり、帰りがけに後藤さんが焼くパンを買ったりと、気分に合わせて自分流の楽しみ方を見つけてみて。
オープンは昨年の12月。“アルティザン”をテーマにした上質な食空間。渋谷区富ヶ谷1-44-2 A-FLAT 1F ☎03・6407・0011 8:00~14:00、18:00~23:00LO 月、月1回日不定休
No.4(ナンバー・フォー)
自由気ままにくつろぎ時間を満喫。
天王洲の「T.Y.HARBOR」や表参道の「CICADA」などを系列に持つ「No.4」が麹町にオープン。カフェでもベーカリーでもレストランでもない、“ハンドクラフト”をキーワードにした新しいタイプの食空間が注目を集めています。食材にこだわったパンや体にやさしい料理、自社醸造のクラフトビールにスペシャルティコーヒー、ナチュラルワインやクロフィンなど、ここを訪れる人の楽しみはさまざま。ゆっくりと自分時間を過ごせば、気分もリフレッシュできるはず。千代田区四番町5-9 ☎03・3234・4440 8:00~21:00LO 無休
小寺慶子/肉好きライターとして各誌でグルメページを担当。胃袋強化のモチベーションを保ちつつ、ダイエットの本格始動も計画中。
photo: Yuko Moriyama text: Keiko Kodera
Hanako1105号「Hanacomme ça」掲載