マガジンワールド


From Editors No. 1050 フロム エディターズ

副編集長より

「未来唐草」とともに資生堂銀座ビルが帰ってきた。
ファサードを見るにつけ思う銀座の未来は明るいな。

「未来唐草」とともに資生堂銀座ビルが帰ってきた。
ファサードを見るにつけ思う銀座の未来は明るいな。

特集「新・銀座案内。」が完成しました。

都市計画的に整備された銀座は碁盤の目のような街なので、とても歩きやすい。1丁目から8丁目とブロックがはっきりしている。なので丁目ごとに編集して168軒の進化を新発見しました。
つい先だってクライアントさんと銀座にでかけたのですが、です。 とあるビルに密やかにある、『総菜』という酒と肴の店を紹介された。これが旬を捉えたいい店で…。タイミング違いで特集には掲載されていません。こういう新発見が常にあるのが銀座。碁盤の目に林立するビルというビルを常にすべて制覇したいと思いながらなかなかできるものではありません。わかりやすくもあり実にわかりにくい。銀座はとても深いです。

かたやこの秋、名門並木通りに資生堂銀座ビルが完成します。新社屋ファサードを写真家/中野敬久が何とも素敵に撮影(表紙からP6まで)してくれました。唐草をアレンジした「未来唐草」が未来に伸びてゆく感じで。中野さんはHanako初登場。10年ぶりに撮影をお願いした。「イー・モバイル」広告ビジュアルで、矢沢永吉さん扮する大迫力の総理大臣を撮影したのも中野さん。ご覧のとおりカワイイ写真だってOKです。今後ともHanakoよろしくお願いします。

副編集長 戸高良彦


担当編集より

いちばん新しい、でもどこか懐かしい、銀座を見つけに!

かれこれ30年近く前、まだ10代の頃、生まれて初めてのバイトで仲よくなったおねえさん(推定31歳)に、「あなたは今若いからわからないけど、月日はあっという間に過ぎるのよー。私のことずいぶん年上だと思ってるだろうけど、あっという間にこの年齢になるのよー」と言われました。うっそーとその時は思いましたが、確かに、本当に、瞬く間に越しました。

なんてことを思い出したのは、そのおねえさんがお気に入りの喫茶店として当時教えてくれたのが、東銀座の「樹の花」だったのです。(今回の特集では名物のカレーが登場。)その時の私にとって「樹の花」=銀座の喫茶店は憧れで、いつか行ってみたいなあ、でも大人にならないと似合わないよなあという存在でした。

今回の特集では、そんな“懐かしさ”と今いちばんの“新しさ”が混在する銀座をご紹介。春の銀座特集のあとも続々お目見えの新店、やっぱりここに来たら食べたいよねという名物、マジックバーやソウルバーといったちょっとマニアックな銀座巡りなどなど、盛りだくさん。レトロな有楽町探訪もあります。この特集を片手に、もう1度、知っているようで知らない銀座を見つけに出かけませんか?

担当編集 中條裕子