From Editors No. 1096 フロム エディターズ 担当編集より
担当編集より
2015年の銀座。
他では食べられない美しいパフェの名店が数多くあり、地方のアンテナショップのオープンがまだまだ続く。加えて大きな開発プロジェクトもいくつか進行中。2020年に向けてめまぐるしく変化し続ける街、銀座。そんな銀座の「今」をまとめました。
道行く人の大半が海外からの観光客だったり、新たなビルの建築プロジェクトが立ち上がっていたり。銀座の風景は10年前とは確実に異なっています。
今回は変わりつつあるこの街をじっくりと見渡してみました。惜しまれつつ閉店したモダニズムのインテリアで評判のバー。この春、オーナーのお孫さんが場所を変えて、インリアやメニューを復活させていました。資生堂パーラーのブティックのパッケージデザインが久々に刷新されていたというニュースもありました。
また60年前に誕生した日本初のタウン誌である「銀座百点」をお訪ねし、創刊号から最新号のデザインを見せていただきました。現編集長は小学生のころ、銀座百点から生まれたベストセラー「父の詫び状」の作者、向田邦子さんのエッセイで「銀座百点」の存在を知ったそうです。
もちろん、憧れの銀座の名店のパフェやお値打ちランチの最新情報もフォロー済み。食、文化、伝統とさまざまな角度からこの街の魅力をお見せできたら幸いです。
編集担当 西村由美