From Editors No. 1141 フロム エディターズ 担当編集より
担当編集より
地元の人になりきって、
京都の生活を体験。
取材のため3週間京都に“住み”ました。出張ではありません。「京都人」として生活をしながら取材を行ったのです。ごはんは外で食べるか、近所のスーパーで食材を買って自炊。休日はちょっとそこまでと自転車で町をぐるぐる散策したり、友人を招いて夕ごはんを一緒に作ったり。東京にいた時よりもアクティブな生活を送っていたような気がします。
こんな風に生活ができたのは「エクスチェンジアパートメンツ」のおかげ。実はこのアパート、少し変わっていて、“物々交換”で借りられるんです! 交換するものはなんでもOK。以前4名のアーティストが1か月間借りたそうですが、その時は部屋で作った作品を交換したそう。私はここで「生活の記録を毎日ブログにアップし続ける」を対価に暮らしました。
(詳しくはHanako.tokyoをチェック! https://hanako.tokyo)
暮らしてみて思ったことは、まず、暑い!! 市内は景観を壊さないように、高い建物が少なく、日陰がほとんどありません。おまけに盆地で、風も吹かなくて、観光客も多くって……。久しぶりに「あ、これ熱中症になるやつだ」と危機感を覚えました。いやー危なかった。
そして京都の人いい人ばかり。出発前、井上章一さんの『京都嫌い』を読み(なぜこのタイミングなのか)、「京都の人怖すぎるでしょ……」と不安になりましたが、行ってみると全くそんなことはなく、ライターさんやカメラマンさんはもちろん、お店の人も優しく温かい方ばかりでした。
もうすぐ涼しい秋。今号が発売して、仕事が落ち着いたら、また遊びに行きたいと思います。今度は「観光客」として!
(担当編集:山本千尋)