長らく、ほぼ毎日通っていても。 From Editors No. 1171 フロム エディターズ 担当編集より
From editors
長らく、ほぼ毎日通っていても。
思い出その1、〈二重橋スクエア〉の点心専門店〈YAUMAY〉(本誌1171号 P.93)。モダンな空間に華やぎ、アツアツで甘辛の蝦夷鹿肉のパイ包みに天を仰ぐ。その2、Hanako編集部から徒歩5分の新顔レストラン〈BISTRO HAMAIF〉(P.34、35)の熟成肉。旨みの凝縮ぶりに、寝不足で「3」だった目が久々に開く。その3、〈東京會舘 本舘〉(P.29)のマロンシャンテリー。清楚で人懐っこいマルチーズ(に見えた)の中に、ほろほろのマロンがぎっっしり。生クリームとマロンだけの潔さ。本物は直球なんだなあと、その美学に涙。ああ、大銀座を歩くって、新体験をすることだ。
(編集:中島千恵)