マガジンワールド

Hanako No. 1224 試し読みと目次

今号から、Hanakoがリニューアルします。
Hanakoが創刊時から大事にしてきたDNA・食と旅を軸にして。
領域は、家の食事を楽しむためのインテリアと道具、旅の持ち物、日本各地のカルチャー情報も……。
一時的な情報だけでなく、読者のみなさんにとって、Hanakoの記事が刺激となり、脳内シナプスが多方向につながり、楽しいことがどんどん広がって、新しい世界が開いていく特集を作っていきます。

リニューアル第一号は、京都の味について考えます。
平安時代に始まり、戦国時代を通して、現代へ。古くから、日本人が京都を目指すのはDNAに刻まれていると思うのです。御食国という言葉があります。日本古代から平安時代まで海産物を中心に御食料を朝廷に貢いだ国を指しています。若狭(現在の福井県)は〈ぐじ〉、淡路(現在の兵庫淡路島)からは〈鯛〉、そして志摩(現在の三重県)は〈あわび〉などが献上されたそうです。
つまり、京都という地は、古くから日本中の食材や食にまつわる技術が集まる“味のメトロポリタン”。味の磁力は現在にも継承され、世界中から食材やイノベーティブな才能が集結。1200年以上続く最新食文化の交流地、こんな場所は、地球全部を探しても、ここしかないでしょう。ちょっとおおげさかもしれませんが、おいしいものが大好きな人は、やっぱり京都を目指すべき、なのです。日本料理の真髄から、ソウルフード、そしておいしい道草の食べ方を案内します。

 

FEATURES

京都の味
014 水と京都。
019 湧水と、暮らす。 文・仁平 綾
京都のお食事案内。
020 [ 朝食 ]予約して味わう、京都の和食。
028 [ 昼食 ]気軽に立ち寄って味わう王道グルメ。
036 [ 早酒 ]明るいうちからほろ酔い、の至福。
044 [ 夕食 ]アラカルトで気ままに楽しむ。
024 みやこのソウルフード。
鯖寿司/きつね丼/玉子サンド/からしそば
032 使うたびに手になじむ、京のお道具。
器/調理道具/お茶の道具/食卓の道具
040 土地にゆかりのある15人に聞きました。
“京都”で思い浮かべる、マイベストグルメ。
家族物語
048 まるき製パン所/068 通しあげ そば鶴
051 京都道草ガイド
北野天満宮/岡崎/祇園/哲学の道/御所南
070 土地の香りを、あと数日だけ。
旅の味を持ち帰る。

寿司/豆腐屋さんのあれこれ/ちりめん山椒あれこれ
074 京都の味って?
30年通いたい、新しい名店。
076 日本料理 研野/078 middle
080 正しい味〈御料理はやし〉へ。

REGULARS

005 A LIFE WITH DRINK
007 A LIFE WITH FOOD
009 A LIFE WITH SWEETS
011 A LIFE WITH TABLEWARE
100 HOME SWEET HOME
食のプロのインテリアとセンス。
松島大介(〈パドラーズコーヒー〉共同代表)
鈴木美樹(料理人)
108 EATING OUT
小石原はるかの“食事放談”
「スパイスで飲む。」
112 味の履歴書
ほしよりこ(漫画家)
116 TOWN & CITY GUIDE
「高円寺」
124 LIFEHACK JOURNAL
「防災編」
128 PUTTING IN THE BAG
旅のもちもの
平野紗季子
(フードエッセイスト、フードディレクター)
130 NEXT ISSUE

Hanako No. 1224

京都の味

930円 — 2023.08.28
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Hanako No. 1224 —『京都の味』

紙版

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