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駅近パラダイス、大衆食堂。 From Editors No. 1156 フロム エディターズ 担当編集より

担当編集より

駅近パラダイス、大衆食堂。

その存在は分かっていたけれど、「体験」してみたらなかなかの世界だったのが大衆食堂。表に並ぶ看板や暖簾やメニューのサンプル。時を経たそれぞれのものが今では新鮮だ。大衆食堂はかつて白いご飯がお腹いっぱい食べられる場所として成長した。目玉焼きやお刺身、エビフライという日常のご飯に、ケチャップの混ざり具合が絶妙で鮮やかな黄色のオムライスまで、何を食べても美味しいものがいっぱい。ファミレスがなかった時代は外食の場としても重宝されたそうだ。今では昼飲みの場として、おかずをおつまみにおじさまたちが楽しそうに過ごしている。そんな「個性ありまくり」の大衆食堂が、にわかにクローズアップされている。昼には格安で美味しいものを求める勤め人、お休みには昼のみをする人たちでワイワイ。そして、カメラ片手のインスタグラマーまで! 行くところ行くところ活気に満ちている食堂ばかりだ。中でも忘れられないのが、京浜急行の大きな駅近の大衆食堂。かの「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されている。清潔な店内は女性の店員さんがテキパキと気配りしてくれて、1人でも全く気後れしない。取材を申し込んだら「あまり込んでしまうと常連さんに悪い」と丁重にお断りされてしまった。今でも丸々としたオムライスを思い出すと、すぐにでも行きたい! そんな素敵な場所でした。

(担当編集:西村由美)

Hanako 1156号:from editors


Hanako No. 1156

食堂ラプソディ

680円 — 2018.05.10電子版あり
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Hanako No. 1156 —『食堂ラプソディ』

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