From Editors No. 1121フロム エディターズ 担当編集より
担当編集より
「今日はなに飲もうかな」……そんなときにはコレ!
仕事終わりが近づくと、「今日はなに飲もうかな」を楽しみに生きてきました。泡とロゼもいいし、疲れてるからまずはサワーかな。なんてところから、何を食べるか決める364日。たまに年に1日くらい体調不良でお休みするくらい、お酒とともにある日々ですが、自ずと通う店は決まってくるもの。
そんな中、お店を新たに開拓するのは、たいてい仕事がらみ。いつもの場所、ではないからこその発見もまた多いのです。今回も収穫がざくざく。担当した「SAKABA HOT WORDS」では、旬の酒場のシーンを、お酒のジャンルやつまみ、エリアなどから探ってキーワードごとに紹介するという特集。今回新鮮だったのは、これまで馴染みのなかった武蔵小山と大井町。庶民的な商店街に元気な酒場という、魅力的なコンビネーションが最高です。ジャンルでいえば、なんといってもレモンサワー。レモンと炭酸にアルコール、シンプルな組み合わせでも、これだけのバリエーションが誕生していたとは。レモン1個を凍らせたり、絞り汁を1晩おいたり……しゅわしゅわ好き、柑橘好きはぜひ全制覇をおすすめします。つまみも、からあげ、天ぷら、ポテフラと、禁断の、でも目にもおいしいお皿がずらり。
というのは、私のごく個人的な嗜好ですが、この1冊にはお酒を愛するひとなら足を運んでみたくなる、エリアやジャンルがぎっしり。秋の夜長、わいわい気兼ねなく女子呑みも、気になるひとを誘っての一献も、どんなシーンにも対応できる1冊になっています。「今日はなに飲もうかな」……そんなときには、この特集をまずは開いてみてください。
(担当編集・中條裕子)