マガジンワールド

“世界で一番美しい生き物”に会った、2時間。 From Editors No.2084

From Editors
編集部リレー日誌

“世界で一番美しい生き物”に会った、2時間。
12月某日、朝6時半にスタジオ入り。まだ眠っている体をぶっ叩き起こし、頭ぼさぼさ、でもド緊張しながら…。なぜならこの日は世界を股にかけて活躍するダンスグループ、「s**t kingz」(シットキングス)の取材だったのです。

自身のダンサー活動はもちろん、V6、AAA、三浦大知、東方神起、BIGBANG…など、名だたるダンスボーカルグループの振り付けも担う、世界から注目される男性ダンサー4人組。国内外を飛びまわる彼らの時間をいただくのは至難の業で、4人揃うタイミングがこの日の朝7時だった、というわけです。私たちスタッフは全く構いません(目すらほぼ開いてないけど)。でも、朝7時から撮影って、みなさまのお体は大丈夫なのか。この冬の朝、ダンサーらしい動きをしていただいたら、アキレス腱切れたりしないのか(私はスタジオまで歩いただけで切れそうだけど)?

…なんて素人丸出しの心配は、もちろん全くの杞憂でした。冬の寒さもなんのその、さわやかに「おはようございます!」とスタジオ入りした4人は、ひとたびカメラの前に立てば、伸びる、飛ぶ、ターンを決める。軽々と片足ジャンプをすれば、リアルバットマン。誇張ではなく、捨てカットが1枚もない。完璧な写真ばかりが次々モニターに映し出され、カメラからのデータ転送が追い付かないほど。いま目の前に、世界一美しい生き物がいる、と感じためくるめく時間でした。そして最後の1枚は、4人全員で飛んだ一瞬をとらえたベストカット! 奇跡の1枚、本誌をぜひご覧くださいね。

撮影が終われば、「おにぎりとパン、どっちも食べていいですか?」なんて嬉しそうにしているおちゃめな男子。取材をすれば「結成から10年間、いちどもケンカしたことがない」という、仲の良いバディたち。美しい肉体に美しい魂が宿り、多面体のようだなあ、と感動した冬の朝でした。その日から筋トレを始めたものの、2日間で終わった自分には辿り着けない境地! (N)

anan 2084号:From Editors
飛び終わったあとには、この笑顔!


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