陸前高田〈CAMOCY〉（本誌P.25）のスタッフの皆さんの笑顔。気仙沼〈斉吉〉（本誌P.39の金さんま、本当に絶品です）の方の「気仙沼はラテン気質」との言葉に表れる底抜けのパワー。女川（おながわ）で出合った肉厚のサバ。非常時下に積極的に何かを言えないのが歯がゆいですが、東北サイコー！　と叫びたい出合いばかり。
3.11から10年。爪痕と新たな動きの両方を見ると、決して「節目」ではなく、過程なんだと感じます。災害は避けられないからこそ、ちゃんと備える。東北に限らず心を寄せ続ける。そんな決意を新たにしました。