From Editors No. 1901 リレー日誌
From Editors
編集部リレー日誌
来る日も来る日も、手、手、手。手マシーンと化した日々。
手相特集でよく寄せられる、「イラストを見ても、自分の手の線がどれに当てはまるのかわからない」というお悩み。ということで、手相担当歴8年の私N、3年連続で実際の手の写真を使って基本項目を解説するページを担当させていただきました。一昨年、昨年と経て、今年はさらにブラッシュアップ。分かりやすいページになったのでは! と自負しております。
ここは制作裏話コーナー。涙の過程を聞いていただけますか。今年はなんと150人、300本の手のひらを撮影! 手の甲も撮るので、おひとり4パターン×150人=600枚の手の写真。たくさん撮れるぞー! と喜んだ時、私は地獄の入り口に立っていたのです。撮影に丸6日、プリントアウトに2時間、データ照合に4時間、分類に丸1日…と経ても、下準備すら終わらない恐怖。手の曼荼羅、手のわんこそば、手のジュークボックス。
下準備だけで命のろうそくがだいぶ短くなっていたのですが、600枚すべてを日笠さんに見ていただき、使用写真を決めるのに丸1日、取材に丸1日。日笠さんとライターさんのろうそくも大層短くなったことと思います…。お二人さま、ご苦労をおかけしました。そして撮影にご協力いただいた150人の皆さま、本当にありがとうございました。
それだけの数を観ると、手って、人によってこんなに違うんだ! と驚きます。顔と同じくらい表情豊か。その個性を読み解くのが、手相。みんなでテソーミ(「手相を観る」の、日笠さんワードです!)してみませんか? 基本事項がわからなくなったら、ぜひ今号の実例ページを参考に!(N)