From Editors No.1944
From Editors
編集部リレー日誌
もし身近にいたら、日々ダメージを受ける!?
モンスターな人たちの生態と取り扱い方。
人間関係を様々に掘り下げるこの特集で、最初に考察することにしたのは、“モンスターな女”。昨年はマウンティング女子などのキーワードも話題になりましたが、各種の“毒”を振りまく人たち=モンスターをどう扱うかは、普遍的でありながらタイムリーなトピックスとも言えるでしょう。
実はこのテーマを担当することになってから、誰かに会うたび「モンスターな知り合いって、身近にいる?」と聞くようにしてみました。するとほとんど全員が「いる!」と即答。それも何人かいると言うんですね。これだけ多くの人が悩まされているとなると、立派な社会問題です。
彼女たちによる“攻撃”は、ダイレクトなものだけでなく、カモフラージュされているものも多いようです。その場合、自虐や賞賛、一般論、もしくはアドバイスというていで仕掛けてくるため、やられたほうは「あれ、なんか変だな」と思いつつも対応できない。それは真綿で首を絞められるように、度重なるほど効いてきます。巷には攻撃的なタイプの人が増えているという分析もあり、そんななか丸腰でいたら心がズタズタにされるな…と戦慄したのでした。
苦しめられているみなさんが知りたいのは、結局のところ「モンスターの攻撃から、いかにして身を守るか」ですよね。そこで、その具体的な方法をがっつり4ページで解説していきます。精神科医、水島広子先生の指南するメソッドは目からウロコ! 読むだけで世界の有り様が変わるという感じがするので、いままさにモンスターの被害を受けている、という人はとりあえず読んで実践してみてください。きっと明日から気持ちに余裕ができますよ!(S)