マガジンワールド

COVER STORY No.1963

COVER STORY

木村拓哉さんの「運命を変えるジャンプ」誕生の瞬間。

6月某日、スタジオに入るとそこには、幅約5メートルものトランポリンが鎮座。そう、木村拓哉さんの躍動感あふれるポーズは、これを使って生み出されたのです。

今回、編集部とカメラマンさんの事前の打ち合わせで、「運命を変える」というコンセプトを表現するためにと出た案が、トランポリンによるジャンプ。表紙撮影での編集者の仕事は、スタッフさんとのやり取りから飲み物の買い出しまで多岐にわたります。が、しかし! まさかトランポリンの手配をすることになるとは、編集部2年目の私には思いもよりませんでした。さらに加えて、木村さんが万全の態勢で飛べるようにとトランポリンのインストラクターも探すことに。するとなんと、元オリンピック強化指定選手の方に来ていただけることになったのです…! 

こうして迎えた撮影日。その跳躍は、私たちの期待をはるかに上回るものでした。

当日、お着替えが終わった木村さんは、すぐにトランポリンの上へ。最初の数回のジャンプで、早くも表紙候補か!? というカットが続々と。ここで私たちはその完璧なまでの運動神経を見せつけられるのです。モニターを覗きながら、スタッフ一同「うわぁ~」と歓声を上げるばかり。普通、ジャンプしながら撮る時は、顔がぶれてしまうことが多いらしいのですが、木村さんの場合、体の軸がしっかりしているので、ぶれは全くありません。サクサクと撮影が進みます。

カメラマンさんがちょっとハードめな要求をすると、「まじかよ~」と言いながらも楽しそうに体を弾ませる木村さん。ときにはご自分からインストラクターさんに跳び方を質問するなど、とっても意欲的。少年のような表情に、私たちは釘づけです。

そばでずっと見ていたインストラクターさんも、「普通の人はいきなりここまでできませんよ」と、そのハイレベルぶりに舌を巻いていました。
ときにシャツをはためかせ、ときにネクタイを空に躍らせながら、「運命は自分次第で変えられる」という特集テーマを力強く表現してくださった木村さん。本誌中面には、表紙同様に息を呑むグラビアがロングインタビューとともに8ページ詰まっています。どうぞご堪能ください!(K)

4.6m×2.8mのトランポリンの脇には分厚いウレタンマットを。小学校の体育館に積んであったマットを思い出しました。
4.6m×2.8mのトランポリンの脇には分厚いウレタンマットを。小学校の体育館に積んであったマットを思い出しました。


アンアン No. 1963

運命を変える絶対セオリー。

459円 — 2015.07.15
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アンアン No. 1963 —『運命を変える絶対セオリー。』

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