“言葉”のご近所づきあい。 From Editors No.2138
From Editors
編集部リレー日誌
“言葉”のご近所づきあい。
今、最も注目されている占い師といっても過言ではないしいたけ.さん。同じ星座だとしても、性格も環境も違うのに、「なんでそんなに私のことをわかってくれているの!?」と誰もが思う素敵な言葉に多くの人が魅了されています。
この特集では、4名の言葉の賢者にそれぞれの切り口で言葉の扱い方について教えていただきましたが、しいたけ.さんには「伝わる言葉」についてお伺いしました。
しいたけ.さんの言葉は多くの人を受け入れてくれるなぁと感じていましたが、今回お話を伺って思ったのが、言葉を発するうえでも、まず人づきあいを忘れない方なんだなぁということです。よく、お話のなかに、町の定食屋さん、昔ながらの駄菓子屋さんなどのたとえがでてくるように、しいたけ.ワールドのなかでは、会話自体が町なのかもしれません。
会話はキャッチボールといわれますが、しいたけ.さんは言葉を投げるのではなく、さしだすように、さらにいうと、ご近所づきあいのように使います。挨拶、手土産、おすそわけ…そんな気持ちを込めて使っているように感じました。その極意?は誌面でぜひチェックを!
とかく早口に乱雑な会話になりがちな自分を反省し、お茶をしませんか?といった気持ちで語り掛けるようにしたいなぁと思う2019年春。しいたけ.さんの「伝わる言葉」をじっくり味わってください。(N)