あの一徹さんに、セックスの楽しみ方を教わってきました! From Editors No.2163
From Editors
編集部リレー日誌
あの一徹さんに、セックスの楽しみ方を教わってきました!
男性の自分が、女性誌のセックス特集を担当する。いざ取材に行く前は、未知の世界への扉を開くようで(そもそも恥ずかしさもあるし)、かなり躊躇していました。セックスのことを考えて憂鬱になる不思議な日々(笑)。
そんな僕が、改めてセックスを楽しいと思えるようになったのは、『お互いをもっと感じるために。 愛を深めて満たし合うテクニック』という企画で、AV俳優の一徹さんを取材したときのこと。パートナーとのセックスで実践したいスキルを紹介するページの取材でした。
とにかく印象的だったのは、セックスについて語る一徹さんが常に笑顔だったこと。もちろん、注意点を説明しているときの顔つきは真剣そのものですが、基本的に楽しそうな表情。それを見て、「セックスは楽しい」という当たり前のようなことを再確認したのでした。当然、強制されるものでもなければ、マストでもないのがセックス。でも、せっかくするなら楽しんだほうがいいに決まっています。
恥じらいやデリカシーの問題もあるので、堂々と誰とでも話せることではないかもしれませんが、「セックスの不安は、知識を身につけたり、パートナーと話し合ったりして解消できるもの」という一徹さんの言葉通り、気負わず、ポジティブに捉えることで、もっと楽しめる人がいるはずだと思わされました。
もちろん、誌面では心構えだけでなく、具体的なテクニックをたくさん紹介しています。言葉で伝わりづらいものは、一徹さんが目の前で実演してくれたのですが、やっぱりプロはすごい! ある体位での動き方(腰の動きが感動レベルで滑らか!)や、愛撫の際の力の入れ具合(試しに僕の指を触ってもらったんですが、ぬくもりも圧力も絶妙の一言!)などなど。そして、全ての所作が色気と爽やかさという、矛盾しそうな2つを兼ね備えているんです!
最後に、取材で最も勇気づけられた言葉を。
「セックスはあくまで選択肢のひとつ。気軽にチャレンジしてほしいし、何か失敗したとしても人格が否定されるわけではありません」―― 一徹(TN)