From Editors No. 255 This Issue さみしくてうれしい、 夏の終わりと秋支度
THIS ISSUE
さみしくてうれしい、
夏の終わりと秋支度
みなさん、夏を満喫していますか?私は小さい頃から、8月に入るとすでに新学期の気配を感じて憂鬱モードでした。それでもだましだまし、フジテレビの27時間テレビに楽しみを見出したりして乗り切っていました。しかし大人になった今、私たちを夏とのお別れから励ますのはズバリ、おしゃれだと思うのです。まだまだノースリーブやTシャツは手放せないけれども、少しずつ秋の気分を取り入れていく。たとえばミニスカートの足元をショートブーツにしてみたり、キャンバストートをレザーバッグに持ち替えたり。小物一つで真夏の着こなしがグッと変わります。次シーズンのトレンドである蛍光カラーや原色の着こなしもすぐにできておすすめ。9月号をヒントに、秋の気分を少しずつ纏ってみてね。
一方、メランコリーをじっくり味わうのもオツなもの。話題のミュージシャン・崎山蒼志さんや俳優の高杉真宙さん、お笑い芸人の阿佐ヶ谷姉妹など、どこかエレジーを感じる7組に晩夏の1曲を取材しました。さらにギンザ編集部も井上陽水と安全地帯の名曲『夏の終りのハーモニー』が好きすぎて、特集を作ってしまいました。といっても音楽のページでもファッションのページでもない、食のページです。詳しくはFROM EDITORSをチェックしてください。そうそう、日焼け肌からの挽回策を急募するレディの皆さんに、強力な韓国コスメ特集もお届けしますよ。
夏~秋のあわいを楽しむ9月号、ぜひ手にとって味わっていただければ幸いです。
編集長 河田紗弥