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From Editors No. 261 This Issue 春と待ち合わせるのは世界で一番愛おしい部屋。

THIS ISSUE

春と待ち合わせるのは
世界で一番愛おしい部屋。

レディをレディたらしめるのはファッションでもお化粧でもなく生き方そのものなわけですが、それが最も表れる場所が家と言えるでしょう。今号ではさまざまなレディとインテリアの関係を見てみたい!と思い、まずはバルセロナ、ベルリン、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海で暮らすデザイナーやイラストレーターなどクリエイティブな仕事をしているレディたちの部屋を取材しました。前号のファッションスナップの時にも感じましたが、文化や人種以前に、まず“光”が違うという地理的な事実が各都市のおしゃれやインテリアに影響しているなあという当たり前といえば当たり前の感想を抱きます。たとえばバルセロナはもう、太陽燦々!て感じだし、ベルリンはどことなーく薄暗くシックな感じです。その土地の特徴に沿って暮らしたり装ったりすることの愛おしさをスナップに続いて噛み締めてしまいます。では東京は?取材させていただいたのは美しい都会の光が射す部屋に住むレディたち。決して広くなかったり条件が良いわけではなくても、おもいおもいのインテリアとともにチャーミングに暮らす生活、ぜひ見てみてください。他にも、レディのルームウェアにフォーカスしたファッションページやソニア パークさんが選ぶ椅子10脚とその魅力、映画の中のインテリアにまつわるコラム、16pに渡ってのインテリアショップガイドもあるよ。

そして第2特集でお届けするのは春支度にふさわしい、バッグと靴の特集です。GINZAのおすすめはメリージェーンのようなストラップシューズ。そう、レディのアイコンが久々にトレンドに躍り出ました!バッグはコンパクトなサイズが引き続きたくさん。コートの小脇にミニバッグを携えて、タイツやソックスにストラップシューズを履いて。冬の出口を軽快に抜けませんか。ビューティーは、「眉」と「インナー美容」の2本です。濃い眉も薄い眉もどっちでもIN!なんです。薄い眉を無理やり濃く描く、それが一番OUT!です。薄いなら薄いなりの可愛くなる方法がありました、もちろん濃い眉の方の素敵な整え方も。インナー美容は、いわゆる「体の中から綺麗になろう」な企画ですが、今回は「ホルモン」「脳」「血管」「骨」という具体的な4つを強化していくお話です。

俳優の太賀さんによる短期集中連載「いい男ってなんですか?」。最終回のゲストはバンド「きのこ帝国」ボーカルの佐藤千亜妃さんです。佐内正史さんによる素敵な写真とともにお楽しみください。果たして太賀さんは3人の素敵女性との対談を経て、いい男道が見えてきたのでしょうか…?インテリアもおしゃれもカルチャーも盛りだくさんの3月号、春風を待つお部屋で、ゆっくりじっくり、めくってみてね。

 
編集長・河田紗弥