Tarzan Editors No. 660 最新号より
From Editors 最新号より
チキンの胸に興味津々……の巻
台風の季節のニッポン、夏の疲れも取れやしないじゃないですか。なんだか落ち着かない今日このごろ、今号は、そんな気分にドンピシャな疲労回復の特集です。疲れといえばですね、運動をすれば「ああ、筋肉が疲れてもう動かない」、パソコンに向かい続ければ「ああ、目がしょぼしょぼするー」、そんな状態になりますわね。
ところが、取材を進めると、「疲労を感じるのは、筋肉や目が疲れているのではなく、自律神経が疲れているから」ということが判明。なんと。
自律神経には、よく耳にする交感神経と副交感神経がありますよね。呼吸、体温、血流、心拍、血圧などを調整している働きものです。これが、ハアハアしたり、目を凝らし続けたりすると、「もうやめて」という疲れのサインを出して、カラダを休ませようとするらしいのです。人間のカラダってうまくできてるなあと、あらためて思ったのです。
じゃあ、食べ物で手っ取り早く疲労回復できないか、と思ったら、おすすめはイミダペプチド。詳しくは本誌をごらんいただくとして、イミダペプチドを多く含む食品といえば、 鶏の胸肉。もも肉よりは胸肉。今号の取材以来、焼き鳥屋さんで、イタリアンレストランで「すいません、このチキン、胸肉ですか?」と不思議な質問を投げかけるようになってしまいました。
●担当:編集M