Tarzan Editors No. 671 定例より
From Editors 定例より
自分のカラダのこと、どのくらい知ってる? の巻
人間のカラダは基本的に大きく変わらない。今年から手が3本になったりエラ呼吸ができるようになったりすることはない。そして、これだけ長く研究されているのだからわからないことなんてないでしょって思ってしまいがち。だけど、だけどですよ、毎月のように新しい発見がされているのもまた人間のカラダなのです。
密かに長寿連載になりつつある「超解体新書」。基本的には、毎回人体のあらゆる部位や機能について鮮やかなCGイラスト付きで紹介していますが、最近は最新研究も踏まえ旬なトピックも紹介しています。「飲み薬で治療が可能になるかもしれない抗ガン剤の可能性」や、「ピロリ菌の詳しい生態」などマニアックかつお役立ちな「へー」というお話がひっそり増えております。海外のニュースもチェックしていると人間のカラダには毎月のように面白い発見があるので驚きです。
ちなみに今回は「記憶って脳のどこにあるの?」という興味深いテーマ。見たものを一瞬で全て覚えてしまうというサヴァン症候群などわかっているようでよくわからないことも多い「人間の記憶のメカニズム」に切り込んでいます。一説には人間は脳の2%しか使いこなせてないなんて話もあったり、脳は旬なトピックが今、満載なのです。
今後も読後に「え、ほんとに!?」と膝を打つような体験ができる連載を目指しますので「超解体新書」、ぜひお見知りおきのほどを。
●担当:S・N