「トイレには大きな可能性が眠っている」 Tarzan Editors No. 771 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
「トイレには大きな可能性が眠っている」
前回担当した、自律神経号に続き、腸内環境号刺激的な内容でした。
中でも衝撃的だったのが、「トイレから人のカラダを健康にする可能性」。腸内環境のカスとも言えるうんちには、様々な個人情報が含まれていて、それを分析さえすれば現段階で病気のリスク、性格、食物への適応、環境への適応などなど、あらゆる情報が手に入ります。
今はうんちを検査キットを購入して分析しなくてはいけませんが、将来的に需要があれば、トイレでそのまま「できたて」を分析し、スマートフォンで今の自分の状態を管理できるようになるそうです。技術的には十分可能だそうですが、果たしてそれが受け入れられるのかどうか? が問題だそう。
こんなことが可能になったら、ある可能性も出てきます。調子がいい時の自分のうんちを取っておいて、風邪などを引いた時にその菌を移植することができたら、風邪知らずな上に、病気の予防にもなりえるんじゃないかと想像が膨らみます。
今まで知り得なかった部分がどんどん明るみに出てくる現在。10年後と言わずとも、3年後、5年後、私たちのトイレ事情は激変しているかもしれません。
● 担当:ワタベ