「短距離走で細マッチョになる!」 Tarzan Editors No. 781 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
「短距離走で細マッチョになる!」
長距離走は有酸素運動ですが、短距離走は筋トレです。
だから、痩せたい人には長距離走がおすすめだし、筋骨隆々になりたい人には短距離走がおすすめ。ランナーの体型を比較してみても、長距離走の選手はカラダが細くて、短距離走の選手は細マッチョですよね。ラン+筋トレで細マッチョを目指す今回の特集を読めば、ジョギングぐらいしかしたことなくてもダッシュが安全にできるようになり、2か月で細マッチョに変身できます。
どうして短距離走が筋トレなのか?
筋線維レベルに着目すれば理解しやすいです。50m、100mの全力疾走は無酸素運動で筋トレと同質の運動だから、ラン+筋トレでボリュームアップしやすい速筋を早く鍛えられます。長距離走は有酸素運動なので発達するのはボリュームアップしにくい遅筋だし、速筋まで遅筋に変わるのではないかと最近いわれています。長距離走より短距離走が細マッチョ向きなんです。
毎日のように5km、10km走る時間を確保するのは大変ですが、短距離ならトレーニング時間が短縮できます。もしマラソンが趣味なら長距離走に専念するのがベストですが、長距離より短距離のほうが向いている人も多いはず。トップランナーも実践している、短距離ラン+筋トレの実践プログラムをフィットネス対応バージョンで巻頭から24ページ詳述しています。体型も変わるし、走るのも速くなるので運動会に参加する予定のある方も是非どうぞ。
本当に短距離ラン+筋トレで細マッチョになれるのかなあ?
と、まだ半信半疑なのは当然です。だって30年以上にわたる『ターザン』の歴史においてランニングといえば長距離でしたから、短距離走を科学的に解説しつつトレーニング法をおすすめするのは初の試み。アップ、ドリル、ラン、ダウン、筋トレ。ランは50mの全力疾走、3本です。長距離に比べると楽そうですよね。しかも週3回限定です。カラダと心に無理な負担をかけずにフィットネス効果を得たいあなたに、おすすめしたい合理的トレーニングです。